ドル円「下げ止まる気配なし…。来週は125円へ下落の可能性も」中期テクニカル分析でわかる今後の米ドル見通し FX 2023/1/13

目次

▼最新のドル円相場は…130円を割り一段と下落しやすいチャート形状に
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週、125円の可能性も
▼ドル円トレードで注意しておきたいポイント…下落ペースを維持するか

最新のドル円相場は…130円を割り一段と下落しやすいチャート形状に

今週のドル/円は、執筆時点(1月13日17時00分頃)で132.87円の高値から128.24円まで下落とドル売り円買いが優位な状況となっています。要因となったのは、①「日銀は17-18日に開く金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」との報道から日銀の金融政策修正観測が浮上したこと。②米12月消費者物価指数が予想通り鈍化し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース減速懸念が強まったことで大幅に下落しています。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週、125円の可能性も

現在の状況をテクニカル分析で確認したところ、下値支持として意識されていた130円を明確に割ってきたことで、さらに下落しやすいチャート形状になっています。また、MACDが0ラインを割り下向きになっていることからも下落優位な状態であることがわかります。そのため、環境認識的にも下落トレンドと言っていいでしょう。目先は、2022年の安値から高値にフィボナッチリトレースメントを引いた61.8%押しの128.16円付近が意識されそうです。同水準を下抜けた際は、125円も視野に入ってくると見ます。なお、上値に関しては、一旦は130円前後が強い抵抗となるでしょう。

ドル円トレードで注意しておきたいポイント…下落ペースを維持するか

130円を下抜けたことで、中長期的な下落トレンドとなり125円に向けて下落しやすい展開になることが予測されます。また、反発上昇となっても転換線(131.50円前後)や基準線(133.20円前後)などが上値抵抗となり反落すれば下落ペースを維持した値動きとなり下値模索の展開となりそうです。135円を回復するまでは下落優位なチャート形状ですが、同水準を上抜けた場合は、再度、方向感を見極める必要があるため注意しましょう。

著者紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。その中で、今後の相場動向を予測するため価格変動の分析能力が必要だと感じ、国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)を取得。その後、24時間変動し続ける外国為替市場の魅力を伝えるべく2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。現在はこれまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。
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