※ライブ配信終了後は、録画動画に切り替わります。
<今日のトピック>
・週末に米・イランが和平合意。レバノンを含む全戦線で「即時かつ永久的な軍事作戦終了」を宣言し、中国・パキスタンが発表。19日にスイスで署名式予定
・ただしドル円は高止まり。オープンで一時円高方向に振れたものの、すぐに窓を閉じて160円台に
・リスクオン進行:日経平均は前場で約3,574円高の6万9,000円台(7万円目前)、原油も東京時間に1バレル80ドル台まで下落
<ドル円が下がりにくい理由>
・ドル自体は売られている(ユーロドル・豪ドルが窓を開けて取引開始=ドル安)
・しかしリスクオンでクロス円(特に豪ドル円)が上昇=他通貨に対して円が売られ、ドル円の下げを支えている
・結果、ドル安でもドル円は下げ渋り、「下げる材料がない」状況に
<IMMポジション>
・円のネットショートが2024年7月(介入時)に迫る水準まで拡大。円売りポジションは過去最大級
・4月末の政府・日銀介入後、急角度でショートが増加=投機筋がドル円相場に回帰。これも下げ渋りの一因
・投機的な動きを理由に、政府・日銀が為替介入する余地はある状況
<今週の主な注目イベント>
・本日(月):ラガルドECB総裁発言、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産(大きな材料ではない)
・明日(火):日銀金融政策決定会合(11:30以降、時間未定)/RBA(13:30、据置き予想)。植田総裁は入院中のため、会見・議長は内田副総裁が担当(15:30)。声明・会見で追加利上げ時期、国債購入減額の段階的措置(2027年4月以降の停止可能性)に注目
・17日(水):米小売売上高。深夜(日本時間18日早朝)にFOMC。金利据置き予想。注目は①声明から緩和バイアスが削除されるか②ドットチャートの方向性③新議長の初会見。米利上げ織り込みは先週木曜まで「年内ほぼ確実」→和平報道で6〜7割程度に低下
・18日(木):BOE(据置き予想、市場は年内2回利上げ観測)/SNB(0.0%据置き予想だが小幅利下げの可能性も)。英CPI(17日)・雇用統計(18日)も注目
<結論>
週末の米・イラン和平合意でリスクオン(株高・原油安)が進む一方、ドル安にもかかわらずクロス円の上昇が円を押し下げ、ドル円は160円台で高止まり。投機筋の円売りは過去最大級まで積み上がり、下値が固い反面、為替介入を意識せざるを得ない水準でもあります。当面の方向感はイラン側の出方(19日署名・ホルムズ海峡の扱い)次第。加えて今週は日銀(内田副総裁会見)・RBA・FOMC・BOE・SNBと主要中銀イベントが集中するため、ボラティリティ拡大に要警戒。短期では159.50円付近を下値メド、160円台での膠着を基本に、イベントヘッドラインでの振れに対応する展開が想定されます
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