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ドル/円:上値トライに失敗。下値リスクがより高い状態。130.00以下で終えた場合は一段のドル下落へ。134.00超えで終えれば下値リスクが後退。



 

ドル/円:上値トライに失敗。下値リスクがより高い状態。130.00以下で終えた場合は一段のドル下落へ。134.00超えで終えれば下値リスクが後退。

直近の日足は上ヒゲの長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えている。また、この足が10/21に付けた151.95を基点として上値を切り下げて来た流れの中に、実体が入り込んでおり、129円台での立上げの可能性を打ち消している。この日足の上値抵抗が132.90-00にあるが、133.00超えで終えれば下値リスクが若干後退して再度134.00超えをトライする動きが期待できる。日足が134.00超えで終えれば形状が改善して、下値リスクが後退するが、この場合でも135.50超えで越週するまでは、週足の形状が改善せず、下値リスクを残すことになる。日足の上値抵抗は132.90-00、133.50-60,134.00-10,134.60-70に、下値抵抗は131.00-10,130.50-60,129.90-00にある。130.00以下で終えるか、値動きの中で129.50割れを見た場合は、新たな下落リスクが生じて一段のドル下落に繋がり易くなる。21日、120日、200日移動平均線は、133.85、139.86,136.46に位置しており、短・中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 一方週足を見ると、上下にヒゲがあり、実体の小さい陽線で続落を食い止めている。週足、月足の下値抵抗を実体ベースで守っているが、10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、また、直近の日足が上値トライに失敗して押し戻された形となったことから、今週の上値トライでも上値を追いきれずに反落する可能性により警戒する必要がある。今週の週足ベースで見た下値抵抗が130.80-90にあるが、これを割り込んで越週するか、値動きの中で129.50割れを見た場合は一段のドル下落リスクに要注意。逆に、可能性がまだ低いと見るが、135.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて越週した場合は、下値リスクが後退して一段のドル上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は133.30-40,134.40-50,135.00-10に、下値抵抗は130.80-90,129.50-60,127.90-00にある。31週移動平均線は138.65に位置しており、上値を抑え込んでいるが、62週線は128.91に位置しており、下値抵抗として働く可能性を残している。 今週の戦略は、ドル買いは131.00-10まで引きつけて。損切りは130.40で撤退。ドル売りは132.90-00で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を133.50-60まで見ておく必要がある。損切りは浅い場合で133.70,深い場合は短期トレンドが変化する134.10で撤退。 上値は、132.40-50に軽い抵抗が、132.90-00,133.30-40,133.50-60,134.00-10に強い抵抗があるが、134.00超えで終えれば日足の形状が改善して134.60-70超えにある一段と強い抵抗をトライする動きへ。この上の抵抗は135.00-10,135.30-40,135.60-70。135.50超えで越週出来れば、週足の形状も改善して一段のドル上昇に繋がり易くなる。下値は、132.00-10に強い抵抗があるが、これを割り込んだ場合は131.70-80,131.30-40,131.00-10にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。ここまでの下げはニュートラルな状態を守るが、130.70-80,130.50-60,129.90-00の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、新たな下げエネルギーを得て129.50-60,128.80-90,128.50-60,128.10-20,127.90-00,127.50-60,127.00-10にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。127円割れで終えない限り、押しは一旦買い場となろう。

ドル/円【日足】期間:2022/05/05~2023/01/06(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

ドル/円【週足】期間:2019/11/22~2023/01/06(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:下値トライに失敗。上値余地を探る動きが進行中。下値リスクにも注意。139.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなった。上値トライに失敗して押し戻された形で、単体では下値リスクがやや高いものだが、3手前の1/5の大陽線が短期トレンドに変化を生じさせており、前日の137.39で底打ち、反転の流れに入った状態にあることから、週初の下値トライに失敗して再び上値トライの流れに戻す可能性を残している。但し、週足の形状が改善していないので下値リスクにも注意する必要がある。また、日足が139円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯、さらに138.00以下で終えた場合は“ユーロ弱気”の流れに戻して一段の下落リスクに注意が必要となる。日足の上値抵抗は、141.20-30,142.00-10,142.80-90に、下値抵抗は140.20-30,139.60-70,139.00-10,138.50-60にある。21日、120日移動平均線は142.07と141.95に位置しており、これらを上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にある。また、200日線も140.56に位置しており、これを実体ベースで上抜けきれていない。短期トレンドは“ニュートラル”な状態だが、143円台に実体を戻して引けない限り、“強気”に変化せず、下値リスクを残した状態にある。 一方直近の週足を見ると、下ヒゲが非常に長く実体の小さい陽線で続落を食い止めている。下値トライに失敗した形で終えており、この反動で週初から上値トライの動きが期待出来るが、昨年10月に付けた148.40を直近高値として上値を切り下げる流れに変化が認められないことや、昨年3月に付けた124.40を基点とする中期的なサポートラインからも下抜けた位置で推移しており、中期トレンドが弱い状態にあることから、上値を追いきれずに反落する可能性も高いと見られる。また、日足が139円割れで終えた場合は下値リスクが点灯するので注意したい。今週の週足ベースで見た上値抵抗は141.10-20,141.80-90,143.10-20に、下値抵抗は140.00-10,139.00-10,137.50-60にある。31週移動平均線は141.49に位置しており、上値を抑え込んだ状態だが、62週線は136.74にあり、下値抵抗として働く可能性を残している。 今週の戦略は、ユーロ買いは139.10-20まで引きつけて。損切りは138.80で浅めに撤退。ユーロ売りは141.20-30で戻り売り。損切りは141.80で一旦撤退としたい。 上値は、140.90-00に軽い抵抗が、141.20-30に強い抵抗があるが、これクリアした場合は141.50-60,141.80-90,142.00-10,142.50-60,142.80-90,143.10-20にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。143.20超えで終えれば下値リスクが軽減されて144~145円ゾーンある一段と強い抵抗をトライする動きへ。この場合でも145円台にしっかり乗せて越週しない限り、中期トレンドは大きく変化しない。下値は、140.20-30,139.90-00にやや強い抵抗が出来ているが、下抜けた場合は139.60-70,139.10-20,138.60-70にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。139.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯して138円台の足元を固め直す動きへ。さらに値動きの中で137.00割れも見た場合は、新たな下落リスクが生じて134~135円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。下値抵抗は、138.00±10銭、137.50-60,137.00-10,136.00-10。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/06/21~2023/01/06(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】