ドル円「新年早々いきなり130円割れも…。2023年のトレンドはどうなる?」中期テクニカル分析でわかる今後の米ドル見通し FX 2022/12/30

目次

▼最新のドル円相場は… 年末にかけて「往って来い」相場
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週、安値更新の可能性
▼ドル円トレードで注意しておきたいポイント…上昇の余地は残っている

最新のドル円相場は… 年末にかけて「往って来い」相場

今週のドル/円は、クリスマス休暇から年末にかけて市場参加者が減り薄商いの中、先週の日銀会合後の大幅下落からの戻りで132円台後半から134.40円台まで上昇しました。しかし、134.40-50円が抵抗となり2度上値を抑えられ反落。執筆時点(12月30日15時頃)で今週の始値付近まで下落しています。

ドル円相場をテクニカル分析で確認…来週、安値更新の可能性

現在の状況をテクニカル分析で確認したところ、130円台の水準が今後の方向感を掴むキーポイントに変わりありません。現状、短中期移動平均線がデットクロス(DC)で下向き、相対力指数(RSI)が50ラインより下を推移していることから下落優位な状況となっています。今週の週足が陰線で終えた場合には、ローソク足の流れから見ても来週は下落しやすい展開となりそうです。
また、8月安値から10月高値が11週、10月高値から執筆時点(12月30日)で10週となっており、サイクル的には来週(11週目)にでも安値を更新する可能性が考えられます。その際に、130円台で下げ止まり上昇するのか、同水準を下抜けるのか注目です。下抜けたら125円が目標値になり、下げ止まった場合は、引き続き上値の重たい展開となりそうです。

ドル円トレードで注意しておきたいポイント…上昇の余地は残っている

中期的には下落基調でありますが、長期的には130円を下抜けない限りは上昇の余地を残しています。そのため、中期下落トレンドラインに沿って130円台(支持)まで下落した際に、反発上昇となる可能性には注意しましょう。なお、同支持で反発しても転換線(緑)や下落トレンドライン(134円付近)が抵抗となり反落する可能性も考えられますが、万が一、134.50円台の抵抗を上抜けた場合には、138円を目指した動きもでてきそうです。

著者紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。その中で、今後の相場動向を予測するため価格変動の分析能力が必要だと感じ、国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)を取得。その後、24時間変動し続ける外国為替市場の魅力を伝えるべく2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。現在はこれまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。
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