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ドル円相場12/19週振り返り 日銀の緩和政策修正受け急落

ドル円 日銀の緩和政策修正受け急落、円高への警戒強まる

今週初めのドル円は、政府・日銀の共同声明が改定される方針との報道を受けて135円台へ下落してスタートしましたが、その後、松野官房長官が報道を否定すると反発し136円台を回復するなど荒い動きとなりました。

その後20日(火)午前にかけては米長期金利の上昇を背景に137.47円台まで上昇しましたが、同日正午に日銀が金融政策決定会合で長期金利の変動幅を0.50%程度に拡大すると決定したことが伝わるとドル円は急落し、一時4ヶ月半ぶりの安値となる130円台半ばまで円高が進みました。

21日(水)以降はドルを買い戻す動きも出ましたが、上値は重く、クリスマス休暇を控えていたこともあって週後半は方向感に乏しい動きが続きました。

今年3月より、米FRBが大幅な利上げを行ったことで大規模な金融緩和を続ける日本との金利差が拡大し、ドル円相場は歴史的な円安となりました。しかし今月のFOMCでアメリカの利上げのペースが緩められ、さらに今週日銀が事実上の利上げととれる決定を行ったことで円安ドル高の主要因とされていた構造が変化しつつあり、円が買われやすい状況となっています。

長引く利上げにより来年アメリカで景気が後退するとの懸念も強まっており、今後円高の勢いが加速するのか、注目が集まっています。

 
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