この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円、上昇力限定。日銀、首尾一貫でも-12月日銀金融政策決定会合
動画要旨
12月日銀金融政策決定会合
12月20日、日銀金融政策会合の結果が公表されます。
日銀の最高意思決定機関である政策委員会のうち、金融政策の運営などについて審議、決定する場で、通常、年8回開催予定です。来年1月に新たな物価展望レポートが公表されるため、今会合はスケジュールの隙間（すきま）にあたる会合ですが、ガイダンスの変更に向けた地ならしが始まるとの観測もくすぶっており、注目されます。
日銀金融政策決定会合を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、コロナ感染症における入国制限の緩和によって、景気判断に変更があるのかどうか注目されます。
2つ目は、物価動向に対する認識についてです。11月25日に発表された生鮮食料品を除く、11月の東京都区部消費者物価指数は、前年同月比が3.6％と10月の3.4％から拡大しています。
11月2日には、黒田日銀総裁が「物価目標が実現する状況になれば、イールドカーブコントロールの柔軟化も選択肢」と語っており、来年度半ばにかけて、プラス幅を縮小していくとしている日銀の物価見通しが変化するか着目です。
3つ目は、結果公表の時間。結果は正午前後に公表されるケースが多いですが、12時半以降になっても結果が公表されない場合、政策修正への期待が強まる危険があり、公表時間にも注意したいです。
結果とドル/円の反応
日銀金融政策決定会合
ハロンズとしては、所得から支出への前向きな循環メカニズムが広がりつつある一方、米国、中国の成長減速懸念など、見通しへの不確実性が高いため、②をメインシナリオと考えています。
また、日銀の金融政策の点検、検証について複数の報道がなされていますが、どれも次期総裁のもとでの話が基本線で、今会合では手掛かりは出にくいでしょう。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2022年12月19日
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」（動画）、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X（Twitter）アカウントTEAMハロンズ（＠TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21：00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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