目次
▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円の見通し
こちら、ドル円の60分足をご覧ください。
先週の値動きを簡単に見てみますと、ここにヘッド&ショルダーが出現したことで「下落に注意」という話をしました。 このように、三尊が出現していたのですが、結局はこのネックラインを上抜けてしまい、ダマシの展開となっています。
その中で次のチャートパターンとして、ダブルボトムが出現し、かつネックラインを上抜けてきました。また、今137円を上抜けてきてることもありますので、どこまで上値を伸ばせるか、そして137円また下に割ってくるのか、そこが本日のポイントになってくると見ています。
ここで、一度137円ちょうどにラインを引いてみましょう。ここから、どこまで上値を伸ばしてゆくかに注目であり、ここから上昇した時に次に注目されるポイントは、137.40-60円ゾーンが抵抗として意識されやすいでしょう。
ここを明確に上抜けるのか、それとも反落するのかが、ポイントになってくると見ていますですので、上昇しても137.60円レベルで反落するようならば戻り売りを狙っていく、もしくは、終値で明確に上抜けた後、下押しが入っても前述の137.40-60円ゾーンをサポートに再び反発した場合は、138円目指して上昇する可能性があるので、この場合は押し目買いを狙っていくという考え方です。137円がこれまでかなり意識されていますので、終値でしっかり抜けてこの水準が押し目となって一段と上昇するようであれば、買ってもよいかと。このように抵抗になって下落するようであれば戻り売りを狙ってもよいかと思っています。
ただ、直近の値動きとしてはかなりドル買いが強まっていますので、押してきたところは押し目買いのポイントとして再び反発する可能性がありますので、そのポイントも見極めながらですね。また、超短期目線で売るという考え方のほかは、押した場合は反発したところでまた押し目買いを狙っていく、そういう考え方になるかと見ています。
今週に関しては、「米消費者物価指数(CPI)」(12/13)そして明後日は「米連邦公開市場委員会(FOMC)」(12/14)と、イベントづくしの週でもありますので、それらに向けてなかなか様子見で動きが出ないという可能性もあります。したがって、137円前後でどう動くのかを見極めて取引を行っていきましょう。
ドル/円の予想 まとめ
137円が攻防の分岐点となっている現在、ここを引値でしっかり突破できるか注目です。攻防の行方がポジションを取る方向を示すことが予想されます。もっとも、14日の米FOMCでの政策金利発表を前に様子見ムードが強まるようならば、相場はこう着することも想定されます。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2022/12/12~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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