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FX「対円で最安値更新、11月消費者物価が低下」トルコリラ見通し

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総括

FX「対円で最安値更新、11月消費者物価が低下」トルコリラ見通し

(通貨最下位、株価首位)   
予想レンジ トルコリラ/円6.8-7.8

(ポイント)
*対円で最安値更新7.158
*対円では日銀介入で引き離される
*11月消費者物価が低下
*11月製造業PMIは悪化
*3Q・GDPは3.9%増
*ロシアがトルコにガスの拠点構想を掲げる
*政策金利を9%へ引き下げ、一旦利下げ打ち止め
*11月消費者信頼感は改善と企業信頼感指数は悪化
*クルド系武装勢力を空爆
*政府のリラ化政策も効果は出ていない
*トルコの外貨収入の一つは観光収入
*好材料は出てこない、ただ株価は年初来162.9%上昇
*外交ではウクライナの穀物輸出や米露対立緩和に奔走
*IMFは利上げ勧告
*中銀は年末インフレ率、予測を65.2%に引き上げ
*大判振る舞いの住宅投資
*SCO加盟を宣言
*トルコ実業界はリラの対ドルレートを9から14の間で推移することを望む

(対円で最安値更新)
 最弱通貨争いをしていた円が急騰し、トルコリラはまさしく最弱通貨となっている。年初来安値の対円7.235を更新し先週12月2日は7.158をつけた。

(11月消費者物価が低下)
 11月の消費者物価は前年同月比84.39%上昇し、上昇率は24年ぶりの高水準だった10月の85.51%から鈍化した。予想の84.65%も下回った。前月比では2.88%上昇した。予想は3%上昇。
トルコ中銀はこれまで、物価高騰にもかかわらず利下げを続けていたが、先月の政策会合で緩和サイクルの停止を決定した。
 11月の生産者物価は前月比0.74%上昇、前年比136.02%上昇だった。

(11月製造業PMIは悪化)
 11月の製造業PMIは45.7と、前月の46.4から低下した。9カ月連続で好不況の分かれ目とな50を下回った。需要低迷で受注と生産が鈍化した。新規受注と新規輸出受注は2年半ぶりの大幅減。業況の悪化ペースは2020年の新型コロナウイルス流行開始以降で最大という。主要輸出先の需要低迷で生産が一段と低迷した。原材料価格の上昇と通貨安がコストを押し上げる要因となったが、仕入れ需要の低迷で、投入価格上昇率は大幅に鈍化した。産出価格の上昇率も鈍化した。

(3Q・GDPは3.9%増)
3QGDPは前年同期比3.9%増と、予想をやや下回ったほか、今年上半期から伸び幅が縮小した。高インフレや世界的な景気減速が内需と外需を圧迫した。
予想は前年比4%増。上半期に7.5%以上の経済成長を遂げたことから、通年の成長率は5%と見込まれている。
 トルコの上位貿易パートナーの景気減速などを受けた内外需の減少トレンドにより、下半期の成長鈍化が予測されている。昨年のトルコ経済は新型コロナウイルス流行から力強く立ち直り、過去10年間で最高となる成長率11.4%を達成した。

(トルコ、中央アジアで存在感)
 トルコが中央アジア地域で存在感を高めている。トルコが主導する「チュルク諸国機構」は地域機構として初めて11月中旬に開いたウズベキスタンでの首脳会議で、加盟国の共同事業の原資とする基金の設置や、貿易拡大に向けた手続きの簡素化などで合意した。
 トルコを除く加盟4カ国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、アゼルバイジャン)はいずれも旧ソ連の一部だったが、ウクライナ侵攻後にロシアの影響力が低下している(日経)。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン2σ下限から反発

 日足、 ボリバン2σ下限から反発。11月30日は上ヒゲが長かった。12月2日-5日の上昇ラインがサポート。11月30日-12月5日の下降ラインが上値抵抗。5日線、21日線下向き。雲下。
 週足、11月21日週の長い上ヒゲG効いて下落。ボリバン2σ下限。10月3日週-11月21日週の上昇ラインを下抜く。11月21日週28日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、3か月続いた上昇も11月は続かず。12月も下落スタート。21年12月-22年10月の上昇ラインを下に切る。22年10月-11月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、7年連続陰線。22年は一時寄り引き同時に近づいたが、また円に引き離される。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。



メルハバ

ロシアがトルコにガスの拠点構想

 ロシアのプーチン大統領が掲げるトルコに天然ガス輸送の「ハブ」を設けるという構想が実現すれば、ロシアは産地を隠して天然ガスを輸出することが可能になるだろう。しかし、専門家はこの構想で欧州諸国がロシア産の購入にまで動くことはないのではないかと懐疑的だ。
ロシアは2月下旬のウクライナ侵攻までEUの天然ガス市場で40%のシェアを握っていた。だが、侵攻後に欧米諸国は広範囲な経済制裁を科してロシア産燃料の購入を停止し、ロシアに代わる輸入元を探している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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