この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル、短期見通し「昇降」か 労働市場はひっ迫継続-米国11月雇用統計
動画要旨
米国11月雇用統計
12月2日、22時30分に米国の11月雇用統計が発表されます。
パウエルFRB議長は11月30日、米国の利上げサイクルについて、「ペース減速」と同時に「最終到達点の上振れ」、「高水準での金利据え置き」になるとの道筋を示しました。為替市場は、「利上げ幅縮小」により反応しドル売りとなりましたが、反応しなかった後半部分も見過ごせません。雇用統計が今回消化しきれなかった部分に光を当てるのか、注目されます。
米国11月雇用統計を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、非農業部門雇用者数(NFP)は減少傾向ですが、高水準の求人件数のほか、新規失業率申請件数も低水準を維持し、労働市場は引き締まり基調が続いていると見られ、全体的に底堅いとの評価に留まりそうです。
2つ目は、FRBの見通しからの乖離です。9月FOMC時に発表された経済見通しで、失業率やFF金利は今年末の予想へ近づいていますが、インフレ率はまだ距離があります。FRBにとって、インフレがまだ最大のテーマです。
3つ目は、時給の動向にも着目。需要鈍化からモノへの物価圧力は緩みつつあり、現在のインフレは粘着性の高い家賃や人件費など遅行性のある部分へ移っています。それ故、時給の動向がFRBの政策動向を確かめる上でのポイントになります。
時給の伸びが抑えられれば、FRBは経済成長へのブレーキを徐々に緩められそうですが、そうでなければ、まだブレーキを強めに維持する必要がありそうです。
結果とドル/円の反応
米国11月雇用統計
TEAMハロンズとしては、需要後退による企業の採用意欲の頭打ち感があるものの、賃金引上げの流れは継続していることから、③をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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