この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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下落歩調、米成長懸念拡大!-米国11月ISM製造業景況指数
動画要旨
米国11月ISM製造業景況指数
12月1日、24時00分に米国の11月ISM製造業景況指数が発表されます。
米供給管理協会、ISMが300社以上の購買担当者らを対象に、受注、出荷、仕入れ価格、雇用などをアンケート調査した結果をまとめたもので、米国の製造業の動向を見る指標の一つです。特に、仕入れ価格はインフレの先行指標とされるほか、雇用指数は雇用統計直前に発表されるため、市場の着目度は高いです。
米国11月ISM製造業景況指数を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、10月は50.2と2020年5月以来の低水準となりました。金融当局の積極的な引き締めで、財、モノへの需要が冷え込み、製造業の景況感の鈍化が意識されました。
新規受注指数は9月の47.1から49.2へ改善しましたが、景気判断の50を割れているため、無条件に良い結果とも言えません。
2つ目は、仕入れ価格指数は7カ月連続で低下し、FRBの利上げ効果による需要鈍化や、供給網の改善により、モノの価格は安定してきていることは好感されます。
3つ目は、他の指標でも、米企業景況感の減速傾向を示す結果が見られており、アメリカの成長スピードが鈍化しつつある可能性があります。
結果とドル/円の反応
米国11月ISM製造業景況指数
TEAMハロンズとしては、需要減速が拡大する中で、製造業への逆風が強まりつつあるとの思いから、③をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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