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ドル円「パウエルFRB議長の発言に注目 それまで戻り売り優位か」3分でわかる今日のドル/円 2022/11/30

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目次

▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円の見通し

本日のドル/円のトレード方針をお伝えし、その後に環境認識のの詳細を見ていきましょう。

まずは、ドル/円の60分足から解説します。昨日の値動きを簡単に振り返りますと、139.30円台まで値を上げるも一時的となり、137.80円台まで反落。その後やや値を戻すも139円では上値を抑えられる展開となりました。値を戻した背景として、中国のゼロコロナ政策の緩和期待や、米長期金利の持ち直しが挙げられます。チャート形状で下落方向が変わっていないので、戻り売りが優位と見ます。

USD/JPY 60分足

ただ、本日27時半にパウエルFRB議長の発言があります。内容はタカ派的になると見られていますので、発言後の値動きは改めて見ておく必要があるでしょう。

それまでは、基本的には戻り売り優位と見ています。そのめどは、139円付近が一つ。上抜けたとしても139.60円付近を明確に突破するまでは戻り売りを検討したいと思います。また、下値は138.50円レベルもポイントです。明確に下抜けて勢いがつくか、もしくは下落後に戻すも上値重く再び下落するのか、見極めたいところです。後者の場合は戻り売りの目処となるでしょう。下値の目処は、137円台に入ると下げ渋る恐れがあり、137.50円台は反発の目処の候補になります。この場合は138円への回帰を狙って逆張りでのエントリーも選択肢になるでしょう。

ドル/円の予想 まとめ

139円台で上値重く推移する中、引き続き戻り売り方針で検討したいところです。ただ、そのポイントは昨日の139.50円レベルより下の、139.00円レベルです。この水準で反落すれば戻り売りのエントリーポイントになるでしょう。思惑通り下落した場合、138.50円、もしくは137円台が買い戻しの候補に挙げられます。ただし、この水準を突破して139.60円レベルをも超えてゆけるようならば、流れが変わる恐れがあり、要注意です。

ドル/円見通し動画

番組紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

動画配信期間:2022/11/30~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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