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FX/為替「円ネットショートやや減少」【今週のIMMポジション】2022/11/29

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショートやや減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショートやや減少】
11月22日時点で円のポジションは、ドルに対して6.5万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.1万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の相次ぐタカ派発言を受けて、一時11月11日以来の142.25円前後まで上昇した。
米感謝祭休暇を前に、円売りポジションを解消する投機筋が散見された。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】
11月22時点でユーロのポジションは、ドルに対して12.3万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートの取り崩しが大きかったことから、ネットロングは前週から1.0万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、全般的に米ドル買いが強まった影響から1.0223ドル前後まで下落した。
そうした下落局面で、投機筋はユーロの買戻しに動いたと見られる。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート増加】
11月22日時点でポンドのポジションは、ドルに対して3.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットショートは前週から0.3万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は、英10月消費者物価指数(CPI)が41年ぶりの高水準になったことや、英予算責任局(OBR)が23年のGDP成長率予想を従来の+1.8%(3月時点)から-1.4%に下方修正したことで1.1814ドル前後まで下落。
高インフレが英国の景気後退圧力を高めるとの思惑から投機筋はポンド買いポジションの一部を手じまったようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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