2022年11月21日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗も抜けきれない可能性。
ドル/円は前日足から上寄りのスタートとなり、寄せ線に近い形の足で終えています。139円台の足元を固めつつ上値トライの動きに繋げていますが、今年3月に付けた114.65を基点とする中期的なサポートラインを下抜けた位置で推移しており、下値リスクを残した状態です。このため142.50超えで終えるまでは急伸にも繋がり難く、下値リスクにも注意が必要です。一方下値も、139円台にやや強い下値抵抗が散在しており、138.50以下で終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは139.70-80の押し目を軽く拾って139.40で浅めに一旦撤退するか、139.10-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する138.40に置く必要があります。ドル売りは140.60-70の戻りを軽く売って141.10で撤退するか、141.90-00まで引き付けて。この場合の損切りは下値リスクが後退する142.50で撤退です。 日足の上値抵抗は140.70-80，141.20-30，141.90-00に、下値抵抗は139.90-00，139.50-60，139.00-10，138.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小反落。下値を切り上げる流れを維持していますが、10/21に付けた148.40を直近高値として上値を切り下げる流れから上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。146.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、147.10-20の抵抗を上抜けて終えれば、“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、143.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して、下落余地が拡がり易くなります。買いは144.10-20の押し目待ちとします。損切りは下値リスクが点灯する143.40に置く必要があります。上値抵抗は145.40-50，146.20-30，146.50-60に、下値抵抗は144.60-70，144.00-10，143.60-70にあります。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となりましたが、下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っています。但し、1.0250以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。1.0200以下で終えた場合は短期トレンドが変化して1.0000～1.0100の足元を固め直す動きへ。買いは1.0300-10で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する1.0240で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0350-60，1.0390-00，1.0420-30に、下値抵抗は1.0300-10，1.0280-90，1.0250-60，1.0200-10にあります。
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