2022年10月21日
【ドル/円】：一段のドル上昇へ。押し目買い方針継続。
ドル/円は12手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。個々の足は強いものではありませんが、軽い下値抵抗にも届かない状態が続いておりトレンドは強い状態を保っています。値ごろ感からの売りは控えて、ドルの押し目買い方針継続です。 日足の下値抵抗が148.70-80にありますが、148.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、147.70以下で終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して調整局面入りの可能性が高くなります。この場合でも調整的な押しに留まるなら144～145円を大きく下抜けない可能性高くなります。 ドル買いは149.70-80の押し目を軽く拾って149.20で一旦撤退するか、148.90-00の押し目待ちとします。この場合の損切りは147.90で撤退です。売りは引き続き様子見です。 日足の上値抵抗は150.50-60，151.60-70，152.50-60に下値抵抗は149.20-30，148.70-80，147.70-80にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、147円台に実体を戻しきれておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要でしょう。トレンドは強い状態を維持しており、押し目買い方針継続です。買いは146.30-40で押し目買い。損切りは145.80で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は147.10-20，147.40-50，148.10-20に、下値抵抗は146.20-30，145.60-70，145.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。
ユーロ/ドルは実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線で続落を食い止めていますが、上値トライに失敗しており、上値を追い切れない可能性に注意が必要です。短期的には底打ち、反転の流れにありますが、実体ベースで1.0020-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。また、0.9650以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。買いは様子見か0.9710-20で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する0.9640で撤退です。売りは0.9820-30で戻り売り。損切りは0.9870で撤退です。上値抵抗は0.9810-20，0.9820-30，0.9860-70に、下値抵抗は0.9730-40，0.9700-10，0.9680-90，0.9660-70にあります。
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