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FX/為替予想「ペソ/円は7年ぶり高値更新なるか!?カギは『OPECプラス』と『CPI』の2つ!」注目の高金利通貨 メキシコペソ/円 10月5日号

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執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也

メキシコペソ/円(4時間足)

MXN/JPY 4時間足
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・メキシコ中銀の政策金利は過去最高の9.25%へ
・中銀は追加利上げも示唆
・ドル高一服、原油高、株高もペソを支援

足元のメキシコペソ/円は7.20円台を回復

メキシコ中銀は29日、大方の予想通りに政策金利を8.50%から9.25%に引き上げました。
75bp(0.75%ポイント)の利上げは3会合連続で、政策金利の水準は過去最高となりました。
中銀は10-12月期のインフレが高止まりするとの予想を示した上で「実勢に基づき、次回の政策決定に向けて政策金利の引き上げ幅を評価する」として追加利上げの可能性を示唆。
高金利通貨としてペソを選好する動きが強まりました。
10月に入りドル高が一服していることもペソを押し上げています。
4日の海外市場では原油高・株高を好感して9月22日以来の7.251円前後まで上昇する場面もありました。

注目ポイントはOPECプラスとCPI

5日に行われる石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合では、最大で日量200万バレル規模の大幅な減産を検討している模様です。
NY原油先物(WTI)はOPECプラスの減産観測で70ドル台半ばから80ドル台半ばへと切り返しています。
原油価格が会合後も上昇基調を維持できるかが、産油国通貨であるペソの動きを左右しそうです。
そのほか、7日にはメキシコ9月消費者物価指数(CPI)が発表される予定で、前年比+8.75%へ小幅ながらも加速すると予想されています。
原油高基調が続き、CPIの高止まりで市場の追加利上げ期待がさらに高まるようなら、ペソ/円は9月22日に付けた7年ぶり高値の7.294円前後を目指して続伸しそうです。

来週までのメキシコペソ/円の見通し

予想レンジ
7.100~7.350円
基調
底堅い

来週までの注目ポイント

☆10/5 OPECプラス閣僚級会合
☆原油価格
・10/7 メキシコ9月消費者物価指数

「為替チャート|メキシコペソ/円(MXNJPY)|60分足」はこちら

外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。