この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円 上値は慎重?前方に節目控える-米国9月消費者信頼感指数
動画要旨
【米国9月消費者信頼感指数】
9月27日、23時にアメリカの9月消費者信頼感指数が発表されます。
この指数は、民間調査会社コンファレンス・ボードが現在の景気や6ヵ月先の景気見通しについてのアンケート調査をまとめたもので、個人消費の先行指標として着目されます。
夏場にかけ消費者マインドが落ち込む局面はありましたが、足もとでは持ち直し基調が示されています。さらなる利上げ幅拡大の思惑が広がる中で、消費者マインドがどのように変化するのか注目されます。
【米国9月消費者信頼感指数を見る上でのポイントは3つ】
1つ目は、8月の消費者マインドは7月の95.3から103.2へ大幅に改善しました。先行指標として注目されるミシガン大消費態度指数も大きく伸びていましたので、結果はある程度妥当な線と言えます。そして、ミシガン大消費者態度指数は9月も小幅上昇していますので、今回の消費者信頼感指数もさらなる改善への期待が膨らみます。
2つ目は、改善の背景ですがガソリン価格の下落とインフレピークアウト観測が寄与しています。
3つ目は、このまま改善傾向が続くかが問題。
8月は予想を超えて、消費者マインドの改善が進み、今年4月の108.6や、昨年12月の115.2もちらつき始めた雰囲気すらあります。ただ、住宅ローン金利の上昇や今後の雇用鈍化への不安が燻る中で、果たしてこのまま4月のレベルを超えてくるのか、微妙な点もあります。
【結果とドル/円の反応】
米国9月消費者信頼感指数
TEAMハロンズとしては、他の指標も改善が見られることから、消費者信頼感でもマインドの持ち直しが示されるとの思いで、②をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
本日のYoutube配信URL(21:00開始)
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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