FX/為替予想「ポンド/円は買われやすいが上値は限定的」短期トレード 即効チャージ!ポンド 2022/9/20

ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次 

今日のポンド トレードシナリオ

ここまでの相場

・英8月小売売上高(除自動車燃料)は前月比-1.6%と予想の-0.7%を大幅に下回る(9月16日)。

英8月消費者物価指数(CPI)は前年比+9.9%(予想+10.0%)と前回の7月分(+10.1%)からインフレは若干鈍化。しかし、市場は英国のインフレは年末にかけて再び加速すると予想している(9月14日)。

英5-7月失業率(ILO方式)は3.6%と前回(3.8%)から低下。賃金上昇率は+5.2%と堅調な伸びを継続(9月13日)。

・英4-6月期国内総生産(GDP、速報値)は前期比-0.1%とマイナス成長となった。9月12日に発表された英7月月次GDPは前月比+0.2%と前月のマイナス成長から回復している。

・英8月製造業/サービス業購買担当者景気指数(PMI、確報値)はそれぞれ、47.3、50.9と前月(52.1、52.6)から低下。特に製造業は2020年5月以来の低水準となった(9月5日)。

・8月4日にイングランド中銀(BOE)は0.50%の利上げを実施し、政策金利を1.75%とした。金融政策委員会(MPC)メンバーの9人中1人が0.25%の利上げ支持。次回会合は9月15日から22日へ延期。

今日のメインシナリオ

ポンド/円は買われやすいが上値は限定的

今週は21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)22日にはMPCや日銀金融政策決定会合など、各国の金融政策が発表される注目ウィークとなっている。市場は米国の0.75%利上げを確実視しているほか、BOEも0.75%利上げの可能性を5割程度織り込んでいる。日銀はマイナス金利継続との見方が強い。金融政策の差から円が対米ドル、対ポンドで売られやすい状況だ。
他方で、急激に進む円安に対して、日本政府・日銀が円買い・米ドル売りの為替介入を実施するのではないかとの警戒感が円安の勢いを抑えている。明日からの重要イベントを前に、「円は売られやすいが、行き過ぎない」状況は続きそうだ。

個別の想定シナリオ

BOEも0.75%利上げの可能性
⇒ポンドは買われる
⇒ポンド/円が買われる
⇒日銀の為替介入への警戒感が残る
⇒ポンド/円の上値は限定的

チャート分析

注目材料

なし

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外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は曇り空に雨、ポンド/米ドルは曇り空に太陽が覗く。10時にポンド/円とポンド/米ドルのストキャスティクスで売りシグナルが点灯。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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