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FX/為替「円ネットショート小幅に増加」【今週のIMMポジション】2022/8/22

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート小幅に増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート増加

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート小幅に減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート小幅に増加】
8月16日時点で円のポジションは、ドルに対して2.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが積み増されたことから、ネットショートは前週から0.4万枚増加。
期間中のドル/円相場は、米7月消費者物価指数(CPI)が鈍化したことなどから一時131円台に下落したが、その後は米長期金利の持ち直しとともに134円台を回復した。
底堅い動きの中、投機筋は円安(ドル高)見通しをいくぶん強めたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショート増加】
8月16日時点でユーロのポジションは、ドルに対して4.3万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが大幅に増加したことから、ネットショートは前週から0.8万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、ロシアが欧州への天然ガス供給パイプラインの再開を準備しているとの報道を受け、1.0368ドル前後まで上昇したが、その後は一転して1.01ドル台へと下落。
欧州景気の先行き不安が広がる中、投機筋はユーロ売り持ちを増やしたようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート小幅に減少】
8月16日時点でポンドのポジションは、ドルに対して3.3万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングの積み増し度合いがやや大きかったことから、ネットショートは前週から0.1万枚減少。
期間中のポンド/ドル相場は、一時1.2277ドル前後まで上昇したものの、1.2008ドル前後まで反落した。
英中銀(BOE)の利上げ期待と英景気後退懸念の綱引きで方向感のない動きだったことから、投機筋の動きはポジション調整の範囲内にとどまったようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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