2022年8月17日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は実体のしっかりとした陽線引けとなり、この足が134.00超えを見て短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻していますが、日足の抵抗を上抜けきれずに終えており、下値リスクを残した状態です。買いは引き付ける必要があります。135.50超えで終えれば上値余地がさらに1円から1円50銭程度拡がり易くなりますが、137.50超えで終えるまでは下値リスクを残します。逆に、132.50以下で終えた場合や値動きの中で132.00割れを見た場合は再び“ドル弱気”に変化します。 ドル買いは133.40-50まで引きつけて。急落した場合の下値余地を133.00-10近辺まで見て置く必要があります。損切りは132.80で撤退です。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見です。 日足の上値抵抗は134.50-60，135.00～135.20，136.30-40に、下値抵抗は133.50-60，133.00-10，132.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/円は東京市場（9：00am）で前日足から下寄りのスタートとなりましたが、前日の陰線の値幅を切り返す陽線引けとなりました。135.00近辺の強い下値抵抗に跳ね返されましたが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。買いは様子見です。売りは損切りが付いたので1日様子見か136.60-70で軽く売って137.10で浅めに一旦撤退です。137.00超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも140.50超えで終えない限り、下値リスクを残します。上値抵抗は136.90-00，137.70-80，138.30-40に、下値抵抗は136.10-20，135.50-60，134.90-00にあります。
【ユーロ/ドル】：下値リスクが点灯中。反落に注意。
ユーロ/ドルは実体も値幅も小さい陽線で終え、続落を食い止めています。1.0150-60の下値抵抗を実体ベースで守って終えていますが、短期的なサポートラインを下抜けた位置にあり、下値リスクが点灯中です。買いは浅い損切りが付いたので様子見です。売りは1.0200-10で戻り売り。損切りは1.0250で撤退です。上値抵抗は1.0200-10，1.0230-40，1.0260-70に、下値抵抗は1.0130-40，1.0100-10，1.0080-90にあります。短期トレンドは1.0390-00の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り、変化しません。
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