FX/為替３分早わかり「ドル高も逆効果、急速な需要減を警戒-米7月ＩＳＭ製造業景況指数」2022年8月1日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル高も逆効果、急速な需要減を警戒-米7月ＩＳＭ製造業景況指数

動画要旨

【米7月ISM製造業景況指数】

8月1日、23時に米国の7月ISM製造業景況指数が発表されます。FRBの積極的な利上げによって、米国内の需要鈍化や、モノからサービスへの消費の移行、さらにはドル高による輸出への悪影響などから製造業への逆風は強まりつつあるようです。
生産分野の鈍化は、雇用の不安定さを増幅させたり、米国の成長減速を想起しかねず、同指数の強弱に市場は注目しています。

【米7月ISM製造業景況指数を見る上でのポイントは3つ】

1、6月は53.0と、5月の56.1から低下、新規受注減
2、雇用指数も低下傾向、労働力需要の減退と人手不足
3、仕入れ価格指数低下で、インフレはピークアウト観測

【結果と米ドル/円の反応】

米7月ISM製造業景況指数
市場予想：52.0

米ドル/円の反応
①53.1以上、発表後、30銭上昇（円安）
②50.0～53.0、発表後、20銭で振幅
③49.9以下、発表後、50銭下落（円高）

TEAMハロンズとしては、サプライチェーンの混乱緩和による生産性の改善と、モノ消費の鈍化が綱引きとなり、緩やかな低下となる②をメインしなりをと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のYoutube配信URL（21:00開始)

Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」（動画）、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X（Twitter）アカウントTEAMハロンズ（＠TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21：00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。

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