2022年7月27日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態。戻り売り戦略で。
ドル/円は、前日足から下寄りのスタートとなりましたが下値を攻めきれずに小陽線で終えています。上昇エネルギーの強いものではないので137円台の抵抗をクリアしきれない可能性も高いと見られます。 ドル買いは136.00-10で軽く買って135.60で浅めに撤退するか、135.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは134.40で撤退です。売りは137.40-50の戻り待ち。損切りは138.10で撤退です。 135円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、134.50割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して、下落余地がさらに拡がり易くなります。逆に、138円台に戻して引ければ下値リスクがやや後退、139.00超えで終えれば“強気”の流れに戻してドルの上値余地がさらに拡がり易くなります。 日足の上値抵抗は137.10-20,137.40-50,138.20-30に、下値抵抗は135.90-00,135.00±10銭、134.50-60にあります。
【ユーロ/円】:反発余地が限られる展開。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに陰線引けとなりました。138.00-10,137.00-10に強い下値抵抗が控えていますが、全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは139.40-50で戻り売り。損切りは140.20で一旦撤退です。上値抵抗は139.00-10,139.40-50,140.00-10に、下値抵抗は138.00-10,137.50-60,137.10-20にあります。短期トレンドは140.50超えで終えない限り変化しません。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/ドルは安値圏で引ける陰線引けとなり、1.0240-50の上値抵抗にもぶつかっています。下げエネルギーの強いものではありませんが、日足の形状が悪化しており下値リスクがやや高くなっています。買いは損切りが付いたので様子見か1.0040に浅い損切りを置くなら1.0080以下で軽く試し買い程度に。売りは1日様子見か1.0200-10まで引きつけて。損切りは1.0250で撤退です。上値抵抗は1.0140-50に軽い抵抗が、1.0170-80,1.0200-10にやや強い抵抗が出来ています。下値抵抗は1.0080-90,1.0060-70にありますが、1.0050を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、1.0000割れで終えた場合は”再び“弱気”に変化します。
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