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ドル/円:ドル強気を維持。137.00-10の抵抗をクリアした場合は、一段のドル上昇へ。134.50割れで終えるか、134.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

 

ドル/円:ドル強気を維持。137.00-10の抵抗をクリアした場合は、一段のドル上昇へ。134.50割れで終えるか、134.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

直近の日足は実体が小さく上下にヒゲのある陽線引けとなった。136.60-70の抵抗をクリアしておらず押し戻されて引けているが、135.30-40の日足の下値抵抗に跳ね返されており、下値トライに失敗した反動で週初から上値トライの動きが先行する可能性が高い。単体では上昇エネルギーの強いものではないので136.60-70の抵抗にぶつかる可能性にも注意する必要がありそうだが、トレンド自体は強い状態を保っており、下値余地が限られる展開が予想される。現状は135.00~137.00のレンジ内の動きに留まっているが、136.60-70の抵抗を上抜けて終えるか、137.00-10の抵抗をクリアした場合は新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。逆に、135.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクがやや高くなる。134.50-60の抵抗を下抜けて終えるか、値動きの中で134.00割れを見た場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化して132~133円台まで下落余地がさらに拡がり易くなる。さらに132円台を維持出来ずに終えた場合は、本格的な調整下げ局面入りの可能性が高くなるので一段の下落リスクに要注意。日足の上値抵抗は136.60-70,137.00-10,138.10-20,138.50-60に、下値抵抗は135.80-90,135.50-60,135.00-10,134.50-60にある。21日移動平均線は135.33に、120日、200日移動平均線は124.80と120.47にあり、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方週足を見ると、前週の上ヒゲ部分に実体を置く値幅の小さい陽線引けとなった。前週の上値トライに失敗した足を補強する形で終えていることや、週足の下値抵抗ポイントである135.00-10を守り切って越週しており、今週は上値トライの動きが強まる可能性が高くなっている。浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で良さそうだ。但し、134.50割れで越週するか、値動きの中で134円割れを見た場合は続伸の可能性を打ち消して調整下げの動きが強まり易くなるので注意したい。また、132円台を維持出来ずに越週した場合は本格的な調整下げ局面に入る可能性が高くなる。この場合でも126~128円ゾーンに中期的な下値抵抗が控えており、これを大きく下抜けない可能性が高い。また137.00超えで越週した場合は、新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり138~140円トライの動きが強まり易くなる。週足の形状が安定しており、今週もドルの押し目買い方針が有効と見ている。今週の週足ベースで見た上値抵抗は136.90-00,138.10-20,139.60-70に、下値抵抗は135.00-10,134.50-60,133.00-10にある。31週、62週移動平均線は122.67と116.83に位置しており、中期トレンドも“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは135.80台で押し目買い。急落した場合の下値余地を135.20近辺まで見ておく必要がある。損切りは134.90で一旦撤退。ドル売りは様子見か137.30に浅い損切りを置くなら136.90-00で軽く試し売り程度に。 上値は136.40-50に軽い抵抗が、136.60-70,136.90-00,137.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、全てクリアした場合は“ドル強気”の流れに戻して一段のドル上昇に繋がり易くなる。上値抵抗は137.40-50,137.70-80,138.10-20,138.50-60,139.00-10,139.30-40。下値は、135.70-80,135.50-60,135.00~135.20に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、135円割れで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに134.50割れで終えた場合は短期トレンドが“ニュートラル”に変化、134.00割れを見た場合は“ドル弱気”に変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合は132~133円台の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。可能性がまだ低いと見るが132円割れで終えた場合は、本格的な調整下げ局面入りとなり128円方向への下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2021/11/04~2022/07/08(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/05/24~2022/07/08(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロ弱気”。139円台を回復すれば“ニュートラル”に変化。142円台で越週するまでは下値リスクにも注意。

直近の日足は下ヒゲが長く実体の小さい陽線引けとなった。上値を切り下げる流れを変えておらず、短期トレンドは弱い状態にあるが、“タクリ足”の陽線は底値圏に出ることが多いので、一旦底打ちした可能性もあり、週初の突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。138.90-00にやや強い上値抵抗が出来ているが、139円台を回復すれば、先週末に付けた136.87で一旦底打ちした可能性が高くなり、反発余地を探る動きが強まり易くなる。但し、この場合でも上値を切り下げる流れの中にあることから、139.60-70超えから厚くなる上値抵抗にも注意する必要がある。142円台を回復して終えるか、142.50-60の抵抗をクリアすれば下値リスクが後退するが、この場合でも144円台に実体を戻すか、144.40-50の抵抗をクリアしない限り、上値余地も拡がり難い。一方で、週初の上値トライに失敗して反落に転じた場合でも、135~136円台に中期的な下値抵抗が控えており、これらを一気に下抜けるにも無理がありそうだ。日足の上値抵抗は、138.90-00,139.60-70,140.20-30,141.10-20に、下値抵抗は138.00-10,137.00-10,136.40-50,136.00-10にある。21日移動平均線は141.26に位置しており、短期トレンドは弱いままだが、141円台を回復して終えれば下値リスクが若干後退する。120日、200日線は135.12と133.12に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 しかし、週足を見ると、上下にヒゲがあり、値幅の大きい陰線引けとなり下値リスクが高い形で終えている。また、この陰線が、3月に付けた124.40を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けた位置で終えており、短期トレンドに変化が生じている。137.70-80の週足の横サポートを実体ベースで守って終えているが、トレンドが変化して日が浅いことから反発余地が限られ易く、一段の下落リスクにより警戒する必要がある。140円台を回復して越週すれば、週足の形状が改善して下値リスクが若干軽減されるが、142.00超えで越週するまでは上値余地も広がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は139.00±10銭、140.10-20,141.40-50に、下値抵抗は137.70-80,136.40-50,135.00-10にある。31週、62週移動平均線は133.90と132.20に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”流れを変えていない。 今週の戦略は、ユーロ買いは底打ちを確認するまで様子見か、135.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは134.40で撤退。売りは138.90-00で戻り売り。損切りは139.30で浅めに撤退。これが付いた場合は短期戦略を“ユーロの押し目買い”に転換するが、142円台に実体を戻すか142.50-60の抵抗をクリアするまでは反落の可能性に注意して、利食いを小まめに入れる方針で。 上値は、138.90-00,139.30-40に強い抵抗があるが、全てクリアした場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、反発余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも139.60-70,140.00-10,140.20-30,140.80-90,141.10-20,141.70-80に強い抵抗が控えており、全てをクリアするにも無理があろう。但し、142円台に実体を戻して引ければ“強気”の流れに戻して144円台にある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなる。下値は、138.00-10,137.70-80,137.20-30にやや強い抵抗が出来ているが、137円台を維持出来ずに終えた場合は135~136円台にある中期的な下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。下値抵抗は136.40-50,136.00-10,135.50-60,134.80-90。調整下げに留まるならこれ以上の押しはあれば一旦買い場となろう。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/12/21~2022/07/08(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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