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【ドル/円】:上値余地が限られる展開。

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2022年7月4日

【ドル/円】:上値余地が限られる展開。

ドル/円は2手連続陰線引けとなり直近の陰線が5/24に付けた126.36を基点として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインを若干下抜けた位置で終えています。調整下げの動きに入る可能性が生じており、今日の買いは1日様子見か134.20-30まで引きつけて。損切りは133.80で浅めに撤退です。ドル売りは135.80-90で戻り売り。損切りは136.20で浅めに撤退です。 日足が136.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は、強気の流れに戻して一段のドル上昇へ。逆に134円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して132~133円台の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなります。この場合でも131円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しません。 日足の上値抵抗は135.70-80,136.00-10,136.30-40に、下値抵抗は135.00-10,134.50-60,134.00-10にあります。

【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性。強い下値抵抗にも注意。

ユーロ/円は値幅の大きい陰線引けとなりました。大きな下げエネルギーを吐き出した状態にあり、また、下値トライにも失敗していることから、反発余地を探る動きが先行すると見られますが、調整下げが一巡したと認められないので買いは様子見か140.30以下の押し目待ちとします。損切りは139.70で一旦撤退です。売りは141.70-80で戻り売り。損切りは142.10で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は141.40-50,141.70-80,141.90-00に、下値抵抗は140.30-40,140.90-00,139.70-80にあります。139円割れで終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。

【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性。戻り売り。

ユーロ/ドルは陰線引けとなり、上値を切り下げています。1.0400-10の日足の抵抗を実体ベースで守って終えていますが、トレンドが弱いので反発余地が限られる可能性が高いと見られます。買いは様子見か1.0370-80まで引きつけて。損切りは1.0340で撤退です。売りは1.0450-60で戻り売り。損切りは1.0510で撤退です。上値抵抗は1.0450-60,1.0510-20,1.0580-90に、下値抵抗は1.0370-80,1.0350-60,1.0310-20にあります。1.0620-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、1.0300割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。

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