2022年6月27日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は直近の日足が実体の小さい陽線引けとなり続落を食い止めています。134.40-50の抵抗に2日続けて跳ね返されており、これを支えとして反発余地を探る動きに繋げていますが、136.00-10，136.50-60に強い抵抗が出来ており、これらを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、134.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化してさらに1円～1円50銭程度下値余地が拡がり易くなります。この場合でも131円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。 ドル買いは1日様子を見るか134.40-50で押し目買い。下値余地を134.00-10まで見て置く必要があります。損切りは133.80で撤退です。売りは136.00-10まで引きつけて。損切りは136.60で撤退です。 日足の上値抵抗は135.50-60，136.00-10，136.50-60に、下値抵抗は134.50-60，134.00-10，132.60-70にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は陽線で切り返して反発余地を探る動きに繋げています。下値を切り上げる流れには変化が認められませんが、前日の大陰線の影響を受けた状態にあるので、143.50-60の抵抗をクリアし、さらに実体を144円台に乗せて終えるまでは、下値リスクにより警戒が必要です。一方下値も、141.40-50，141.00-10にやや強い抵抗があり、これらを下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態です。買いは1日様子見か。141.00-10まで引きつけて。損切りは140.40で撤退です。売りは143.40-50の戻り待ちとします。損切りは144.10で撤退です。上値抵抗は142.80-90，143.20-30，143.50-60，144.00-10に、下値抵抗は141.80-90，141.50-60，140.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を抜けきれない展開か。
ユーロ/ドルは小反発。上昇エネルギーの強いものではないので大幅続伸に繋がり難いと見られます。買いは1.0520-30の押し目を軽く拾って1.0480で一旦撤退するか、1.0410-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.0370で浅めに撤退です。売りは1.0590-00で戻り売り。損切りは1.0630で撤退です。上値抵抗は1.0560-70，1.0590-00，1.0620-30に、下値抵抗は1.0530-40に軽い抵抗が、1.0520-30，1.0470-80，1.0410-20にやや強い抵抗があります。1.0620-30の抵抗を上抜けて終えた場合は上値余地が若干拡がり易くなります。1.07台に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に、1.0400を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。
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