と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!
目次
2022年上半期を振り返ろう
2022年1-2月「リスク回避の円買いから有事のドル買い?」
2022年3-4月「円安加速!13連騰」
2022年5-6月「ドル/円、24年ぶりの高値」
2022年下半期の注目ポイント
2022年上半期を振り返ろう
- 今年も後半戦に突入するのだ。この半年で、印象に残った出来事はある?
- 筋トレ頑張って体脂肪率が15%きったことですね
- それはすごいのだ! ってそうじゃなくて、相場に影響する世界の出来事で何が印象に残ってるのだ?
- んんんんん、なんでしょうーあれですよーあれー
- ピザちゃん、毎月の出来事をちゃんと振り返ってる?
- むむむ
- 昨年末に外為どっとコム総合研究所の小俣さんがTwitterで投稿している ハウスビューで振り返るように伝えたのだ・・・
- すみません。筋トレに夢中で振り返られませんでした
- しょうがないのだ、今回も一緒に2022年1-6月を振り返るのだ
- ありがとうございます!
2022年1-2月「リスク回避の円買いから有事のドル買い?」
- まずは、ドル/円の1-2月を振り返ってみるのだ
ピザちゃん、どの出来事が一番印象深かったのだ? - 1~2月は例月どおりの値幅で特に大きく動いていませんがやっぱり ウクライナ情勢です
- そう思うのだ。今も、目の離せない状況なのだ
- たしか、ドル/円は売られたような・・・
- そうなのだ。結論から言うと、一時的にドル安・円高となったけど、その後はドル高・円安になったのだ
- ドル安からドル高?
- まず、2月24日にロシア軍がウクライナに全面侵攻したのだ
侵攻に伴いウクライナは「国家非常事態宣言」を発令し、市場ではリスク回避の円買いが先行するとドル/円は下落(ドル売り・円買い)したのだ - そうでした。でも、その日のドル/円のチャートを見ると下ヒゲが長い陽線で引けています
- よく気づいたのだ!下落後は 「有事のドル買い」が強まってドル/円が買い戻されたのだ
- リスク回避で円が買われたり、有事でドルが買われたり忙しいですね。ちなみに「有事のドル買い」は、以前に学んだからわかります
- さすがなのだ
- でも、ロシアのウクライナ侵略はいつ終わるんでしょう?
- それは、わからないのだ
ただ、市場では長期化するのではないかといわれているのだ - 早く終わってほしいです。ピザちゃんの故郷、イタリアにも影響が出ています
- 為替以外にも、株式のほか原油などの商品市場にも影響がでているのだ。さらに、生活に必要な電気や食料品の値上がりにも影響がでてくるから、今後の動向にも注目なのだ
2022年3-4月「円安加速!13連騰」
- 次は、ドル/円の3-4月を振り返るのだ。ピザちゃんは、何が気になるのだ
- 1-2月は、そんなに動いていないのに3月から円安の勢いがすごいです
- そうなのだ。1-2月は月に3円ほどしか動いていないけど、3月も4月も10円くらい動いたのだ
- えぇっ?すごい動いたと記憶していますが、そんなに動きましたっけ?たしか、アメリカが利上げしたんでしたっけ?
- まず、アメリカが3月に利上げを発表したのだ。この利上げは2018年12月以来となる利上げだったのだ
- そんなに久しぶりだったんですね
- 利上げした理由については、ピザちゃんなら知っていると思うけど、 ここからチェックできるのだ!
- その説明はしてもらいました。復習します
- あと、政策金利は2022年末に1.75-2.00%へと引き上げられると予測されたことでドル買いが優勢だったのだ
- たしか、そのときに年内のすべての会合で利上げしますといった話が出たような・・・
- そのとおりなのだ
- なるほどです。じゃ、アメリカの利上げによってドル/円は131円台まで上昇したんでしたっけ?
- アメリカの利上げも影響あるけど、もう一つ、ポイントがあったのだ
- なんでしたっけ?
- それは、日銀の金融政策なのだ
日銀が、金融引き締め(利上げ)ではなくて緩和的な金融政策を続けているのは知っているよね - はい、知っています
- 金融緩和政策の一つとして、3月28日に日銀が国債を無制限に買い入れる「指値オペ」を実施した事を受けて円売りが強まったのだ。 その結果、ドル/円は125円台まで大きく買われて、ドル/円相場には珍しく1日に3円も動いたのだ
- 普段のドル/円は1円も動かないことがあるのに1日で3円も動くってすごいです。でも、指値オペを実施する理由はなんですか?
- 日銀は、金利の上限を0.25%程度としているのだ。だから金利が0.25%に近づいたり超えたりすると国債を買って、金利を下げようとするのだ
- 利上げに積極的なアメリカとは対照的ですね・・・
- そうなのだ。日銀が長期金利の上昇を抑えこんで、金融緩和を続けることが鮮明になったので、円安が加速したのだ
- アメリカと日本の金利差が拡大することが強く意識されたようですね
1-2月の動きと違って、ドル/円は4月に13日連続陽線で引けるなど、動きのあった期間でしたね
2022年5-6月「ドル/円、24年ぶりの高値」
- 最後にドル/円の5-6月を振り返るのだ
- 5月は、ドル/円が下落(ドル売り・円買い)しているように見えます
- たしかに、5月は失速気味だったのだ
5月9日に20年ぶり高値をつけるも、その後は、アメリカ経済の景気後退入りが懸念され、9月には利上げをいったん休止するのではないかとの思惑が出てきたのだ - そうでした、利上げ休止・・・たしかにそんな話が出てきましたね
- そのことから、リスク回避の円買いとなりドル/円は、126円台まで下落したのだ
- たしかアメリカの経済指標の結果が悪かったからでしたっけ?
- そのとおりなのだ。アメリカのインフレ率が約40年ぶりの高水準となって、しかもそれが長期化するのではないかという思惑がでてきたからなのだ
- 約40年ぶりのインフレ・・・
- つまり、利上げ期待よりも高インフレの長期化でアメリカ景気が後退するのではないかとの懸念からドル売り・円買いとなったのだ
- 物の値段が高くなりすぎると買い物に行きづらくなります
- そうなのだ。高インフレが続くと需要が減退して景気後退に繋がってしまうのだ
- 景気後退は、ピザちゃんの人気もなくなるみたいで嫌です
- ピザちゃんは、これからも大人気だから大丈夫なのだ
- 良かったです。あ、でも、6月に入ると盛り返して、連日で高値を更新すると136円台まで上昇しました
- そうなのだ。136円台は24年ぶりの高値水準なのだ
- どうしてドル高、円安が再開したんでしたっけ
- 大きな理由は、以下の2なのだ
・FRB(米連邦準備制度理事会)による9月利上げの可能性再浮上
・日米金融政策の違いが改めて認識される - やっぱり、金融政策が注目されているんですね
2022年下半期の注目ポイント
- もう、2022年後半に入りますね。何に注目しておいたほうがいいでしょうか
- やっぱり、日米金融政策が大注目なのだ。日銀が金融緩和を継続するのか。FRBの利上げペースがどうなるか注目するのだ
- ベレーちゃんは、どのような見通しをたてていますか?
- んんんん、見通しに関しては、下記の動画を見るのだ。とても参考になるのだ
- 大橋さんとひろぴーさん!いつもとても分かりやすい解説してくれますよね
- 今回、お二人は「2022年前半のトレード成績や課題」、「ドル/円相場の見通し」や「今、買いたい通貨」など、年末までの為替相場を乗り切るためには見逃せない情報をお話しされているのだ
- うわーーーそれは、早く見たいーーー。ライブセミナーは見逃しちゃったので、きょうは、家に帰って早速、動画を見ます
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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