2022年6月20日
【ドル/円】:ドル強気。押し目買い方針で。
ドル/円は直近の日足が大陽線で終え、前の2手の大陰線の値幅をほぼ切り返しており、再び強気の流れに戻しています。135.10-20の週足の抵抗を上抜けきれておらず、また、この急反騰で大きな上昇エネルギーを費やしていることから、今日の上値追いに限りがありそうです。 但し、トレンド自体は強い状態を保っており、ドルの押し目買い方針継続です。 短期トレンドは133円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、130円を割り込んで終えない限り、“ドル弱気”に変化しません。また、135.50-60の抵抗をクリアした場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは134.50-60の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を134.00-10近辺まで見て置く必要があります。損切りは133.80で撤退です。ドル売りは様子見か、135.60に浅い損切りを置くなら135.40台まで引きつけて試し売り程度に。浅い利食いも着実に。 日足の上値抵抗は135.40-50,136.30-40,137.10-20に、下値抵抗は134.50-60,134.00-10,133.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ円は大陽線で切り返しており、この足が6/8に付けた144.25を直近高値として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインを上抜けています。調整下げが一巡した可能性が生じており、売りは様子見に転じます。買いは141.10-20の押し目を軽く拾って140.30に損切りを置くか、140.40-50の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する139.40に置く必要があります。上値抵抗は142.00-10,142.70-80,143.20-30に、下値抵抗は141.00-10,140.50-60,140.20-30にあります。139.50以下で終えた場合は、前日の大陽線が“ダマシ”であった可能性が点灯します。
【ユーロ/ドル】:下値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗を守った状態にあるので反発に転ずる可能性も高いと見ます。買いは1.0460-70で押し目買い。損切りは1.0400で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0510-20,1.0570-80,1.0600-10に、下値抵抗は1.0460-70,1.0410-20にあります。1.0400を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、1.0350を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。