2022年5月11日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は実体が小さい陽線引けとなりました。上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値トライに失敗した形で終えていることや、下値を切り上げる流れに変化が認められないことから、再度131円超えトライの可能性に繋げています。押し目買い方針継続です。131.50-60の抵抗をクリアすれば一段のドル上昇へ。逆に129.40以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに128.50割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。 ドル買いは130.10-20で押し目買い。損切りは浅い場合で129.70,深い場合は129.40で一旦撤退です。売りは引き続き様子見か、131.60に浅い損切りを置くなら131.20-30まで引きつけて軽く試し売り程度に。 日足の上値抵抗は131.10-20,131.50-60,132.50-60に下値抵抗は130.10-20,129.80-90,129.40-50,128.70-80にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開。
ユーロ/円は小陰線で終えています。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを守っていますが、138円台に実体を乗せきれない状態が続いており、また、週足の形状が安定していないので、下値リスクにも注意が必要でしょう。買いは1日様子見か、136.50-60まで引きつけて。損切りは135.90で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は138.00-10,138.50-60,139.00-10に、下値抵抗は136.90-00, 136.50-60,136.00-10にあります。136円台を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。安値圏での揉み合いの域を抜け出していません。トレンドが弱い状態に変わりないので買いは1日様子見です。売りは1.0600-10の戻り待ちとします。損切りは1.0650で撤退です。上値抵抗は1.0570-80,1.0610-20,1.0640-50に、下値抵抗は1.0510-20,1.0480-90,1.0450-60にあります。短期トレンドは1.07台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻します。
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