2022年4月27日
【ドル/円】：上値の重い展開続く。127円割れを見た場合は短期トレンドに変化。
ドル/円は前日足から下寄りした位置に陰線が出ています。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、直近の陰線が3/31に付けた121.28を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けた位置で終えており、下値リスクが点灯中です。127.00割れを見た場合は一段の下落リスクに要注意。 ドル買いは一日様子見か、一段の下値リスクが点灯する126.90で撤退です。ドル売りは様子見か、127.00割れを見たら短期戦略をドルの戻り売り方針に転換です。 日足の上値抵抗は127.80-90，128.10-20，128.50-60に、下値抵抗は127.00-10，126.20-30，125.00-10，124.60-70にあります。
【ユーロ/円】：反発余地が限られる展開。一段の下落リスクに要注意。
ユーロ/円は前日足から下寄りした位置に安値引けの大陰線が出ています。また、上ヒゲが長く上値トライにも失敗しており、続落の可能性に注意が必要です。買いは引き続き様子見です。売りは135.70-80で戻り売り。損切りは136.40で一旦撤退です。上値抵抗は135.70-80に軽い抵抗が、136.30-40，137.00-10，137.30-40に強い抵抗があります。下値抵抗は134.80-90，134.30-40，133.00-10にあります。132.00以下で終えた場合は調整下げに留まらない可能性が生じます。短期トレンドは137.50超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態です。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは4手連続陰線引けとなり、上値を切り下げています。短期トレンドが弱い状態にあるので買いは様子見です。売りは1.0670-80の戻りを軽く戻り売り。上値余地を1.0710-20まで見て置く必要があります。損切りは1.0730で撤退です。上値抵抗は1.0670-80，1.0710-20，1.0740-50、1.0770-80に、下値抵抗は1.0630-40，1.0560-70，1.0480-90にあります。短期トレンドは1.0850超えで終えない限り変化しません。またこの場合でも1.1220超えで終えるまでは下値リスクを残します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
