中国コロナ 労働節連休への警戒続きリスク選好はしばらく鳴りを潜めるか
【北京でも大規模PCR調査開始】
中国上海でのロックダウン(都市封鎖)の解除が見通せないなか、北京の朝陽区で全区民350万人と通勤者を対象者とした大規模PCR検査(市の人口2150万人のうち1950万人)が開始されました。
感染者数が多いようだと、上海に続いて北京でもロックダウンの恐れが出できて、強硬措置を恐れる市民が買いだめに走っている様子も見られています。
【中国のコロナ新規感染者数】
データ:Our World in Data
ロックダウンが行われずに済むことを祈るばかりです。中国の新規コロナ感染者数の7日平均のデータからは、感染者数増加がピークアウトした可能性も示唆されますが、今後の展開によっては、投資家心理を一層冷やす可能性もあります。
4月30日~ 5月4日には労働節による大型連休が控えており、休暇明けのコロナ感染拡大への恐怖や、コロナ抑え込みによる人流抑制による成長鈍化懸念は今後しばらくくすぶりそうです。ゴールデンウィーク明けまで、リスク回避的な流れが後退しづらい状況になりつつあるように感じます。
【今後、1週間程度のドル/円、豪ドル/円の値動き】
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【ドル/円-上 豪ドル/円-下 4時間足】
「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
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