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FX/為替見通し「ドル/円、リバランスで下げたところを丁寧に買い拾う」週刊為替レポート ハロンズ ドル/円 2022年04月23日

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2022年04月22日 18時00分

ドル/円、リバランスで下げたところを丁寧に買い拾う

04月18日週のドル/円は129円台へ上伸も束の間

日銀による大規模緩和の継続性を探る形から、129.404円と2002年4月25日以来の水準まで上昇しました。その後も、上値を試す場面はありましたが、130.000円の大台には少し遠かったようで、買い一巡後は利益確定売りが優勢となるなか、日米による円買い協調介入が財務相会談で議論されたとの報道も後押しとなって、127.731円レベルまで調整が進みました。押される局面では、日銀による連続5日間の指し値オペ通達の報道もありましたが、ある程度予想されていたため「噂で買って事実で売る」格好になりました。

日銀の政策変更巡る思惑高まるか

27-28日に日銀金融政策決定会合が開催されます。政策変更はない見通しですが、新たな展望レポートも公表されるため内容には警戒です。今年のインフレ見通し(除く生鮮食品)が1月時点の+1.0 ~ +1.2%からどこまで引き上げられるのか注目されます。仮に大幅な上方修正が入った場合、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」をどのようにチューニングして維持していくのか判断が分かれそうです。市場では、10年債利回りの一時的なオーバーシュートを容認するとの思惑や、国債の買い入れ対象年限を10年から5年へ変更するとの観測もあります。政策見直しの必要性への議論が高まっている様子が見られれば、円買い戻しが意識されるかもしれません。

もっとも、金利抑制は物価目標達成のため日銀にとっては譲れない一線で、今後も従来通り日米の金利差拡大を囃した円安バイアスは中期的に続くと考えます。金融政策がらみからの円高進行は期待しづらいでしょう。もし、円高への警戒をするのであれば、月末のリバランスのほうかもしれません。円安進行は海外勢にとっては日本株を安く買える時期であるだけに、思わぬ円高圧力となるかもしれません。財務省が公表するデータでも、2週連続で日本株を買い越しています。

また、来週は米国サイドで1-3月期GDPが公表されます。本格的な利上げが行われる前の数字でどこまで信用してよいのか疑問ですが、成長が加速すればFRBは米経済成長に自信を深めそうで、米長期金利の3%台定着からドル/円が130.00円台へ持ち上げられる筋書きはあってもよさそうです。日米の円買い協調介入観測がくすぶっていますが、米国がドル売り・円買い介入を実施しなければいけない時期と判断しているようには思えず、なかなか上値を伸ばしきれないなかでも慌てずに押し目を拾うスタンスではないでしょうか。

慎重に押し目買い目線

130.000円到達に失敗して押し戻される感じになっていますが、チャート形状からは、トレンドは崩れていません。ただ、22日の終値ベースで5日移動平均線を下回ったときは、日足ボリンジャーバンドのプラス1σ(127.147円:執筆時点)レベル付近まで引き付けてから買い出動を検討したいです。

【ドル円チャート 日足】

ドル/円チャート 日足

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:127.000-130.000

04/25週のイベント

4/26(火) 08:30 日本 3月 失業率
4/26(火) 21:30 米国 3月 耐久財受注
4/26(火) 23:00 米国 4月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
4/26(火) 23:00 米国 3月 新築住宅販売件数
4/28(木)  - 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
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4/28(木) 08:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
4/28(木) 15:30 日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
4/28(木) 21:30 米国 新規失業保険申請件数
4/28(木) 21:30 米国 1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
4/28(木) 21:30 米国 1-3月期 四半期コアPCE・速報値
4/29(金) 21:30 米国 3月 個人消費支出
4/29(金) 22:45 米国 4月 シカゴ購買部協会景気指数
4/29(金) 23:00 米国 4月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

一言コメント

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