ドル/円 果たして上昇続くのか、日米金利差は頭打ち
市場の注目点をおさらい、事前にシミュレーションしてFXトレードの準備を行いましょう。
想定されそうなシナリオをイメージしてリスクを低減!
【ドル/円 20年ぶりの高値更新】
4月19日、東京時間に128.314円と2002年5月以来の高値を更新後も、底堅い動きを続け欧州タイムに128.458円まで上値を拡大。節目の130.000円も視界に捉えつつある。
⇒日米の金融政策の方向性の違いや、交易条件悪化で本邦の貿易赤字拡大などが要因。
⇒130.00円は単なる通過点とする声も聞かれ始めている。
【不安要素はないのか】
しかし、ドル/円がこのまま上昇幅を広げていくか疑問視する声も!
・CMEのFed Watchツールでは、年末のFF金利予想で2.75-3.00%を見込む投資家が若干低下、2.50-2.75%へシフトし始めている。
・呼応して、日米の各年限の金利差も頭打ち傾向。
⇒ドル/円の押し上げ力がいくらか後退している可能性がある。
※日米金利差とドル/円の動向
日銀の大規模緩和の継続観測に変化がなくトレンド転換はまだ先になりそうだが、日米金利差が頭打ち傾向を示す中でのドル/円の上昇幅拡大には、少し警戒してもよさそうです。
【ドル/円 4時間足-上 日足-下】
「為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
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