2022年4月14日
【ドル/円】：上値の重い展開。下値抵抗にも注意。押し目買い方針継続。
ドル/円は、実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなり、前日とは逆に上値トライに失敗した形で引けています。上値が重い展開が予想されますが、トレンドの崩れは認められないので押し目買い方針継続とします。 日足が124.50以下で終えた場合は3/31に付けた121.29を基点として下値を急角度で切り上げて来た短期的なサポートラインから外れて下値リスクが点灯します。短期トレンドは124.00割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、123円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。 ドル買いは125.00-10で押し目買い。損切りは124.40で撤退です。ドル売りは様子見です。 日足の上値抵抗は126.00-10，126.50-60，127.10-20に、下値抵抗は125.00±10銭、124.60-70，124.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は寄付き安値の陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。トレンドが強い状態を保っているので、押し目買い方針継続です。買いは136.20-30で押し目買い。下値余地を136.00近辺で見て置く必要があります。損切りは135.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は136.90-00，137.50-60に、下値抵抗は136.20-30に軽い抵抗が、136.00-10，135.50-60に強い抵抗があります。134.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、134円割れで越週した場合は短期トレンドが変化します。逆に、137.50超えで終えた場合は一段の上昇へ。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守って小幅続伸の可能性。
ユーロ/ドルは前日の陰線の値幅を切り返す陽線が出ています。トレンドは弱いままですが、1.0800-10の抵抗を実体ベースで守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。今日はECB理事会を控えており、結果待ちで様子見となりそうです。理事会では金融正常化へ踏み出すかが焦点となります。買いは様子見か1.0810-20で軽く押し目買い。損切りは1.0750で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.0890-00，1.0920-30，1.0960-70に、下値抵抗は1.0810-20，1.0760-70にあります。1.0750割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは1.1050超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化します。
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