シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング小幅に増加
▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート3週連続増加
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットショート大幅増加】
3月22日時点で円のポジションは、ドルに対して7.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートの積み増しが際立っていた事から、ネットショートは前週から1.6万枚増加。
期間中、米連邦準備制度理事会(FRB)が約3年ぶりとなる利上げを決定した事などから、ドル買い・円売りに拍車がかかると、ドル/円相場は約6年ぶりに120円台を突破。
投機筋のドル/円相場に対する先高期待が一段と高まっているようだ。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットロング小幅に増加】
3月22日時点でユーロのポジションは、ドルに対して2.4万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが小幅に積み増しされた事で、ネットロングは前週から0.5万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場はロシアとウクライナの停戦交渉進展期待から1.11ドル台の高値をつけるも、その後は1.10ドル台を割り込むなど方向感が定まらない展開。
それだけに投機筋も持ち高を大きく傾けることは出来なかったようだが、一部には底入れへの期待も出ているようだ。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ポンドネットショート3週連続増加】
3月22日時点でポンドのポジションは、ドルに対して3.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが積み増しに動いたことで、ネットショートは前週から0.8万枚増加。
期間中にBOEは3会合連続の利上げを決定したが、「ハト派的な利上げ」と見られたことで、ポンド/ドル相場は一時売りが強まった。
終盤にかけて、1.32ドル台まで買い戻しが進んだが、それでも「ポンド弱気」の見通しを立てる投機筋が多かったようだ。
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IMMポジション
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