2022年3月11日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。押し目買い方針継続。
ドル円は4手連続小陽線で終え、下値を切り上げる流れを維持しています。116円台を維持して終えることが出来れば来週も上値トライの動きが継続します。但し、個々の足が強いものではないので、反落した場合の下値余地を115.00-10近辺まで見て置く必要があります。 116.80超えで終えれば一段のドル上昇へ。逆に114.60以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。114円を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。 ドル買いは115.90-00の浅い押し目を拾って115.60で浅めに撤退するか、115.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは114.40で撤退です。トレンドが強いのでドル売りは様子見か116.40台まで引きつけて。損切りは116.80で撤退です。 日足の上値抵抗は116.30-40，116.70-80に、下値抵抗は115.00-10，114.60-70，114.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は東京市場（9：00am）で前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して押し戻されて引けています。上値を切り下げる流れの中に押し戻された格好ですが、3/7に付けた124.40で底打ちした流れにあるので、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは127.10-20の押し目待ちとします。急落した場合の下値余地を126.50-60まで見て置く必要があります。損切りは126.40で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので1日様子見か、129.60に浅い損切りを置くなら129.20-30まで引きつけて売り向かい。上値抵抗は128.40-50，128.80-90，129.20-30に、下値抵抗127.50-60，127.10-20，126.50-60にあります。全て下抜けて終えた場合は125円台の足元を固め直す動きへ。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陰線引けとなりました。急伸の後の調整下げと見られます。買いは1.0970-80で押し目買い。損切りは1.0940で浅めに撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1040-50，1.1110-20，1.1140-50に、下値抵抗は1.0970-80，1.0910-20にあります。短期トレンドは1.0900以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、1.0800割れで終えない限り大きく変化しません。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
