2022年3月7日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。114円割れで短期トレンドに変化。
ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、115.60-70の上値抵抗に届かずに反落しています。上値トライに失敗しましたが、下値抵抗を守って引けており、反発に転ずる可能性を残しています。但し114.60-70の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに114円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して113.50-60以下の下値抵抗の強さを確認する動きへ。逆に116.00-10の日足の抵抗を上抜けて終えた場合は、下値リスクが後退して116.30-40,116.70-80の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなります。116.80超えで終えれば一段のドル上昇へ。 ドル買いは114.60-70で押し目買い。損切りは浅い場合で114.30,深い場合は下値リスクが点灯する113.90で撤退です。ドル売りは115.40-50で戻り売り。損切りは116.10で撤退です。 日足の上値抵抗は115.60-70,116.00-10,116.70-80に、下値抵抗は114.60-70,114.00-10,113.50-60にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は大陰線で終えています。大きな下げエネルギーを吐き出した状態にあることや、125.00-10に日足、週足ベースで見た強い下値抵抗があり、125.00以下の売りも慎重に。但し、新たな下げトレンドに入って日が浅いことから、反発余地が限られ易く、一段の下落リスクにより警戒が必要です。買いは1日様子見です。売りは126.20-30の戻り待ちとします。吹き値があった場合の上値余地を126.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で126.80,深い場合は127.20で撤退です。上値抵抗は126.20-30,126.70-80,127.10-20に、下値抵抗は124.00-10,122.10-20にあります。短期トレンドは127.00超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、130円台に実体を戻して引けない限り、下値リスクを残します。また125円を維持できずに終えた場合は一段の下落リスクに要注意。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは大陰線の出現となりました。1.0880-90に週足ベースで見た強い下値抵抗がありますが、シドニー市場ではこれを下抜けています。1.0800を割り込んで越週した場合は新たな下落トレンド入りの可能性が生じます。この場合は中期的な下げトレンドとなり今後の反発余地が限られ易くなります。トレンドが弱いので買いは様子見か1.0830に浅い損切りを置くなら1.0860以下で軽く試し買い程度に。売りは1.0970-80の戻り待ちとします。損切りは1.1030で撤退です。上値抵抗は1.0920-30、1.0970-80,1.1000-10,1.1060-70に、下値抵抗は1.0860-70,1.0720-30,1.0500-10にあります。短期トレンドは1.1100超えに値を戻せば一旦底打ちした可能性が点灯しますが、この場合でも1.1350-60の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクを残します。
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