2022年3月4日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。
ドル/円は小陰線で終え続伸に繋げられずに引けていますが、下げエネルギーの強いものではなく、深い押しにもまだ繋がり難いと見ています。但し、114.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。114円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して113.50-60以下の抵抗をトライする動きへ。逆に116.50-60の抵抗を上抜けて終えれば一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ウクライナ情勢の緊張状態が続く中、今日は米2月の雇用統計の発表(日本時間22:30)があり、日中は大きく動き難い展開が予想されます。(市場予想:失業率3.9%、非農業部門就業者数:+425千人) ドル買いは115.00-10で押し目買い。急落した場合の下値余地を114.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは114.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か116.00-10まで引きつけて。損切りは116.60で撤退です。 日足の上値抵抗は116.00-10,116.50-60に、下値抵抗は115.00-10,114.70-80,114.00-10にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は反落。127.30-40の抵抗を守っていますが、下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは128.10-20で戻り売り。損切りは128.70で一旦撤退です。上値抵抗は128.10-20,128.40-50,129.00-10に、下値抵抗は127.30-40,126.70-80,126.10-20にあります。129.50超えで終えれば短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しますが、130.30超えで終えるまでは下値リスクは軽減されません。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは続落。上値を切り下げる流れから上抜けられない状態が続いています。買いは様子見です。売りは1.1080-90で軽く売って1.1140で撤退するか、1.1190-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.1250で撤退です。上値抵抗は1.1080-90,1.1130-40,1.1190-00,1.1220-30に、下値抵抗は1.1000-10,1.0980-90にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは1.13台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1350-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り、下値リスクを残します。
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