シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング3週連続増加
▼IMMポジション ポンド/ドル
再びポンドネットショートへ転じる
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットショート減少】
2月22日時点で円のポジションは、ドルに対して6.3万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートがやや取り崩されたことから、ネットショートは前週から0.3万枚減少。
期間中のドル/円相場は、ウクライナ情勢への緊迫感が増す中、114円台半ばまで下落した。
安全資産とされる円の買い持ちを積み上げる動きは見られなかったが、円売り持ちの手仕舞いがドル/円を押し下げたと見られる。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ユーロネットロング3週連続増加】
2月22日時点でユーロのポジションは、ドルに対して5.9万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートの取り崩し度合いが大きかったことから、ネットロングは前週から1.2万枚増加。
期間中のユーロ/ドル相場は、ウクライナ情勢への警戒感から1.1396ドル前後から1.1288ドル前後へと下落した。
節目の1.1300ドル付近で、利益確定のユーロ買い戻しに動く投機筋が少なくなかったようだ。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【再びポンドネットショートへ転じる】
2月22日時点でポンドのポジションは、ドルに対して0.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが取り崩されたことから、再び小幅なネットショートへ転じた。
期間中のポンド/ドル相場は、1.35-1.36ドル台で方向感を欠く値動きだった。
ウクライナ情勢を巡り、方向感の定まらない相場展開が続く中、投機筋の見通しも定まりにくかったようだ。
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IMMポジション
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