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ドル/円:ドル強気を維持。急伸にも繋がらない可能性。114円割れで短期トレンドに変化。

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ドル/円:ドル強気を維持。急伸にも繋がらない可能性。114円割れで短期トレンドに変化。

直近の日足は十文字の寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けている。短期トレンドが“ドルやや強気”の流れにあることや、前日足が114円台半ばにあった日足、週足の下値抵抗に跳ね返されており、下値抵抗を守りきった感があるが、一方で上値も、116.30~116.50ゾーンに強い上値抵抗が控えており、これを実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。日足の上値抵抗は116.00-10、116.30-116.50、117.10-20に、下値抵抗は114.90-00、114.60-70、114.00-10にある。全て下抜けて終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。21日移動平均線は115.23に位置しており、若干上抜けた位置を守っているが、“ダマシ”の可能性がある。しかし、120日、200日線は113.76と112.26にあり、短期トレンドをサポートしている。 一方週足を見ると、前週の陰線を小陽線で切り返している。値幅の大きいものではなく、単体では上昇余力の強いものではないが、114.40-50の週足の下値抵抗に跳ね返されており、下値トライに失敗した流れにあることから、今週は上値余地を探る動きが先行しよう。116.50-60に週足の上値抵抗があるが、これを実体ベースで上抜けて越週出来れば上値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも118円台に長期的な上値抵抗が控えており、簡単には上抜けそうもない。逆に、可能性がやや低いと見るが、114.50-60の抵抗を下抜けて越週した場合は、下値リスクが点灯、114円割れを見た場合は短期トレンドが変化、さらに113.00±10銭の抵抗を下抜けて越週した場合は、中期トレンドが変化する可能性が生ずるのでドルのさらなる下落リスクに要警戒。今週の週足ベースで見た上値抵抗は116.50-60、117.00-10、118.10-20に、下値抵抗は115.00-10、114.50-60、113.00±10銭にある。 今週の戦略は、ドル買いは115.00-10で押し目買い。損切りは114.40で撤退。ドル売りは116.30-40まで引きつけて。損切りは116.70で浅めに一旦撤退としたい。 上値は、115.60-70に軽い抵抗が、116.00-10、116.30-40、116.40-50に強い抵抗があるが、116.50超えで終えた場合は日足の形状が改善して116.80-90、117.10-20、117.40-50、117.80-90、118.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。これ以上はあれば一旦売り場と見ている。下値は、115.30-40に軽い抵抗が、115.00±10銭に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、114.60-70の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクがやや高くなる。さらに114.00-10の抵抗を下抜けた場合は短期トレンドが変化して113.50-60、113.10-20、112.90-00にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。週足が112.90以下で越週するか、日足が112.50割れで終えた場合は、中期トレンドも変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2021/06/24~2022/02/25(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2019/01/11~2022/02/25(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期は底打ちした可能性。130.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。133.00超えで越週すれば“ユーロ強気”に変化して一段の上昇へ。128円割れで終えた場合は下落幅拡大に要注意。

直近の日足は高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が130円台を回復して短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻している。また、128.00-10の中期的な下値抵抗にも跳ね返されており、短期的には底打ち、反転の流れに入った可能性が高くなっている。直近の日足が130.30-40の日足の抵抗を上抜けきれていないが、130.50超えで終えれば日足の形状が改善して上値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも131~132円台に強い上値抵抗が散在しており、上下動を繰り返す可能性も高いとみられる。日足が132.50超えで終えれば下値リスクが後退、133円台を回復して引ければ“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。逆に可能性がやや低いと見るが、128.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128円台を維持出来ずに終えた場合は、“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は130.30-40、131.10-20、132.00-10、132.50-60に、下値抵抗は129.10-20、128.50-60、128.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は130.62、130.05と130.39に位置しており、これらをしっかり上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にある。  一方直近の週足は実体が小さく、下ヒゲの非常に長い陽線引けとなった。下値トライに大きく失敗した形となったことや、128.80~129.00の週足の下値抵抗も終値ベースで守っており、128.80以下がオーバーシュートであった可能性が高い。一方で、2/10に付けた133.15を直近高値として上値を切り下げる流れからは上抜けきれていないことや、昨年6月に付けた134.13の戻り高値を基点とする中・長期的なレジスタンスラインの上値抵抗が132.80-90に位置しており、133.00超えで越週するまでは週足の形状が改善しないことから、上下動を繰り返す可能性も高く、買いも慎重に臨む必要がありそうだ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は130.20-30、131.20-30、132.00-10、132.80-90に下値抵抗は129.00-10、128.00-10にある。129.00を割り込んで越週した場合は、下値リスクが点灯、128円割れで越週した場合は中期トレンドも変化して124~125円方向への一段の下落に注意が必要となる。31週、62週移動平均線は129.88と129.83で収束しており、これらを若干上抜けているが、再び128円割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性に注意が必要となる。  今週の戦略は、ユーロ買いは129.10-20の押し目待ち。損切りは128.40で一旦撤退。ユーロ売りは130.30-40で戻り売り。損切りは130.80で一旦撤退としたい。売りは利食いも着実に。  上値は、130.30-40に強い抵抗があるが、130.50超えで終えれば上値余地が若干拡がり易くなる。この場合でも131.10-20、131.60-70、132.00-10、132.50-60に強い抵抗が控えており、上下動を繰り返す可能性も高いと見られる。但し、132.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、133.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、“ユーロ強気”の流れに戻して134~135円をトライする動きへ。下値は、129.80-90に軽い抵抗が、129.10-20、128.90-00に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、日足が128.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯、128.50-60、128.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、中期トレンドも“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/08/10~2022/02/25(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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