メキシコCPIは予想をやや上回る、今晩の利上げ期待を支える格好に
昨日発表された1月のメキシコ消費者物価指数(CPI)は、前月比0.59%、
前年比7.07%とともに事前予想を若干上回った。前年比7%超えは3月連続。本
日予定されているメキシコ中銀金融政策会合での0.5%の利上げ見通しを支える形
となりそう。
物価高が続く中、今後の追加利上げについても前向きな姿勢が示されるとみられ、メ
キシコペソは昨日の海外市場で堅調な動き。
昨日のドルペソは20.60台からじりじりと値を落とし、中南米市場昼頃に20.
44前後まで値を落とした。ペソ買いの動きに加え、米長期債利回りの上昇が一服し
、米10年債が9.1%台まで下げる中でドル売り中南米通貨買いの動きが見られた
こともドルペソの重石に。もっとも午後に入って米債利回りが再び上昇、10年債が
9.4%台を回復する中でドルペソも20.52前後まで買い戻されている。
対円でもじりじりと上昇。5円58銭前後から5円64銭台まで上値を伸ばしてい
る。
MXNJPY 5.641
(配信:みんかぶFx 2022/02/10(木) 07:25)
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