ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡り1月24日にシェフチョビッチEU副委員長とトラス英外相が面談をし、建設的な協議が出来たとのこと。今後も問題解決に向け協議を続けることになった。
・英国内では2月2日の新型コロナ新規感染者数が8万8085人。
・イングランド銀行(BOE)政策金利 本日21:00発表
市場予想は0.50%へ0.25%の利上げ。前回会合(2021年12月16日)は市場予想の据え置きに反して0.15%の利上げ。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
・英11月失業率(ILO方式)は4.1%と前回(4.2%)よりも低下。
・英12月消費者物価指数(CPI)は前年比+5.4%とインフレは加速。
・ジョンソン首相ロックダウン下での度重なるパーティー疑惑で支持率低下。
今日のメインシナリオ
BOE利上げは織り込み済み。発表後にポンドは…?
市場で政策金利を0.50%への0.25%の利上げは織り込み済み。注目は年内の利上げペースや総額8950億ポンド(139兆円)にも上る量的緩和の引き締め(QT)に関する道筋を示すかどうか。何も示されなければ、ポンドは一旦材料出尽くしの売り。市場の期待値が上昇するようなものが出てくれば短期的にはポンド買いとなりそうだ。ただ、ジョンソン首相のロックダウン下でのパーティー疑惑により、首相への辞任圧力は強くなっている。政治的な不透明感は今後のポンド相場への重しになりかねない。ウクライナ情勢への警戒感もありリスクオフの動きに繋がりやすい状況も続いている。個別の想定シナリオ
■BOEで今後の道筋示さず
⇒材料出尽くし
⇒短期的にはポンド売り
⇒市場の根強い利上げ期待
⇒ポンド売りは長続きしない
■今後に向けて見通し上方修正
⇒ポンド買い
⇒ポンド/円上昇
チャート分析
注目材料
BOE政策金利
ウクライナ情勢
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/ドルともに雨。ポンド/ドルのRSIは14時に買いサインが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
英国では消費者保護などのため、ガスの小売価格の上限を設定している。そして昨春から続くガス価格の上昇により、ついにガスの仕入れ価格が小売価格を上回る逆転状態が発生。中小規模の事業社がバタバタと破綻しているとのこと。ウクライナ情勢が悪化すれば更に状況は悪化しそうだ。
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