2022年1月28日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は2手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。直近の陽線が1/4に付けた116.35を基点として上値を切り下げて来た流れから上抜けた位置で終えており、下値リスクが後退した形となっています。 一方で日足の上値抵抗が115.40-50に、週足の抵抗が115.60-70にあり、これらを上抜けきれていないことから、115.70超えで終えるまでは上値余地も拡がり難く、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。 また、値動きを見ると、週初に付けた113.47から押し目の無いまま200ポイントの上昇を見ており、ドル円の一相場の達成圏内に入っています。一旦押しが入る可能性も高く、買いも慎重に。 ドル買いは115.00-10の押し目を軽く拾って114.80で浅めに撤退するか、1日様子見とします。ドル売りは115.40-50で売り向かい。損切りは115.80で撤退です。 上値抵抗は115.40-50，116.10-20に、下値抵抗は114.70-80，114.10-20，113.50-60にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、128円台の下値抵抗も守っていますが、トレンドが弱く、下値リスクがより高い状態に変わりありません。戻り売り方針で。買いは様子見か127.70-80で軽く試し買い程度に。損切りは127.30で撤退です。売りは129.00-10で戻り売り。損切りは129.50で一旦撤退です。上値抵抗は128.80-90に軽い抵抗が、129.00-10，129.70-80に強い抵抗があります。短期トレンドは130.50超えに実体を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、131.30超えで終えない限り下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは2手連続陰線引けとなり上値を急角度で切り下げています。1.1200割れを見て短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化しており、一段の下落リスクに注意が必要です。買いは様子見です。売りは1.1180-90で戻り売り。損切りは1.1230で撤退です。上値抵抗は1.1180-90，1.1210-20に、下値抵抗は1.1100-10，1.1030-40，1.1000-10にあります。短期トレンドは1.14台を回復して引けない限り変化しません。
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