2022年1月17日
【ドル/円】:反発余地を探る動き。戻りは売り場。
ドル/円は直近の日足が実体が小さく下ヒゲの長い陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。この反動で今日については下値余地が限られ易く、上値余地を探る動きが強まると見られますが、114円台後半から厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。 短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻しており、115.30超えに実体を戻すか、115.50-60の抵抗をクリアしない限り下値リスクがやや高い状態です。また、115.70超えで越週するまでは“強気”の流れに戻しません。一方下値も113.50-60,113.10-20に強い抵抗があり、何度か失敗する可能性も高いと見られます。但し、113円台を維持できずに終えた場合は“ドル弱気”に変化して、下値余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは様子見か113.20-30の押し目があれば買い狙い。損切りは112.90で浅めに撤退です。ドル売りは114.70-80で戻り売り。損切りは115.30で撤退です。 日足の上値抵抗は114.50-60,114.80-90,115.20-30に、下値抵抗は113.50-60,113.10-20,112.50-60にあります。
【ユーロ/円】:反発余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。下値トライに失敗して130円台に実体を戻しており、反発に転ずる可能性に繋げていますが、131.00超えに強い上値抵抗が出来ており、131.50超えに実体を戻さない限り、上値余地も拡がり難い形です。買いは129.90-00で押し目買い。損切りは129.40で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻して129.00-10以下の下値抵抗の強さを確認する動きへ。ユーロ売りは131.10-20まで引きつけて。損切りは131.70で撤退です。上値抵抗は131.10-20,131.40-50に、下値抵抗は129.90-00,129.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。上値を切り下げて来た流れの中に再び押し戻されており、下値余地が若干拡がる可能性がありますが、下値を切り上げる流れを変えておらず、1.1250割れで終えない限り、押し目買いが有効と見ます。買いは1.1370-80で押し目買い。損切りは1.1320で一旦撤退です。売りは様子見か、1.1510に損切りを置くなら1.1470-80まで引きつけて軽く試し売り程度に。上値抵抗は1.1470-80,1.1510-20に、下値抵抗は1.1360-70,1.1330-40,1.1300-10にあります。
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