2022年1月5日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。
ドル/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、115.30~115.50の抵抗をしっかり上抜けて新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯中です。一方で、12/17に付けた113.14から押し目の無いまま310ポイントの上昇を見ており、既にドル/円の短時間での一相場(180銭~220銭)を超えて、短時間では“オーバーシュート”の領域に入ってきました。トレンドが強い状態を保っているので、急落にも繋がり難いと見ますが、今日のドル買いは引き付けるか、損切りを浅めに。 短期トレンドは114円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、113円割れで終えない限り、“弱気”に変化しません。 ドル買いは116.00-10で軽く買って115.80で一旦撤退するか、115.40-50の押し目待ちとします。この場合の損切りは114.90で撤退です。ドル売りは浅い損切りが付いたので様子見か116.40-50で軽く売って116.60で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は116.50-60,117.10-20に、下値抵抗は115.40-50,114.90-00,114.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ/円は陽線引けとなり、前日の下げ幅を切り返しています。短期トレンドは強い状態を保っていますが、131.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けておらず、上値余地が限られる可能性があります。買いは130.50-60の押し目待ちとします。損切りは129.90で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は131.10-20,131.40-50,131.70-80に、下値抵抗は130.50-60,130.10-20,129.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】:下値余地が限られる展開。
ユーロ/ドルは小陰線で終え、小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱いので買いも慎重に。買いは様子見か1.1250-60で軽く試し買い程度に、損切りは1.1220で浅めに撤退です。売りは1.1350-60の戻り待ちとします。損切りは1.1410で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は1.1350-60,1.1380-90,1.1410-20に、下値抵抗は1.1280-90,1.1250-60,1.1220-30にあります。1.1220以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。