豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%(トリム平均)と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・「オミクロン株」への警戒感は残る。12月21日の感染者数は約4,600人と史上最多だが、豪政府は行動制限を導入しない方針。
・12月16日の豪雇用統計は36.61万人増と歴史的な増加幅。
・北京オリンピックの外交的ボイコット、ウイグル強制労働防止法案など米中関係の悪化懸念。
・欧州の天然ガス価格がロシアからの供給懸念で上昇中。原油価格をはじめとしたエネルギー価格に影響。
・オミクロン株の感染予防(重症化予防)に関するポジティブな臨床結果報告等が消費者心理を好転。
今日のメインシナリオ
オミクロン株懸念後退も…
今日の豪ドル円はオミクロン株を巡る楽観的なリスク志向から底堅い動きとなりそう。米ドル円はFOMC後の高値114.266円に接近しているが、クリスマス休暇入りしている参加者も多いため、ここからさらに上昇するほどの勢いはなさそうだ。その影響もあり、豪ドル円の上値も限定的となりそうだ。個別の想定シナリオ
■オミクロン株克服への楽観的なムードが漂う
⇒株価や資源価格が反発
⇒資源国の豪ドルにはポジティブ材料
⇒豪ドル円は底堅い動き
■米ドル円がFOMC後の高値に接近
⇒クリスマス休暇入りしている参加者も多く上値追いしづらい
⇒米ドル円の上値は重い
⇒豪ドル円も上値が重くなる
チャート分析
注目材料
GDP、PCEコアなど一連の米経済指標
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の豪ドル円、豪ドル米ドルともに短期的には下落示唆が多い。ボリンジャーバンド、RSIでは売りサインが点灯中。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
豪に限らず欧米でもオミクロン株への対応は様々。ただ、クリスマス休暇を前にロックダウンなどの措置を取らない国が多いようだ。ワクチン効果(重症化防止)などの楽観的な考えのほかに、”政治的判断”も見え隠れする。
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