2021年12月17日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。113円割れで下値リスクが点灯。
ドル/円は小反落。前日の上げ幅を失いましたが下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残しています。中期トレンドは強気ですが、短期トレンドの変化が認められないので、買いも慎重に。 113.20-30に日足の下値抵抗がありますが、113円割れで終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に114.50-60の週足の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は下値リスクが後退します。 ドル買いは113.50-60で押し目買い。損切りは113.20で浅めに撤退するか、深い場合は112.90で撤退です。ドル売りは114.10-20で戻り売り。損切りは114.40で浅めに撤退するか、深い場合は114.70で撤退です。 日足の上値抵抗は114.10-20,114.60-70,115.00-10に、下値抵抗は113.20-30,112.50-60,112.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ/円は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、実体が小さく上ヒゲの長い陰線引けとなりました。日足の抵抗を上抜けきれずに押し戻されていますが、値動きの中で129.50超えを見ており、再度上値をトライする可能性に繋げています。今日の押しは一旦買い場と見ます。買いは128.50-60で押し目買い。損切りは127.80に置く必要があります。売りは損切りが付いたので1日様子見です。上値抵抗は129.30-40,129.80-90,130.40-50に、下値抵抗は128.30-40,128.00-10,127.50-60にあります。128円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、127.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。トレンドはまだ“弱気”。
ユーロ/ドルは2手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げています。10/28に付けた1.1692を直近高値として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインから若干上抜けた位置で終えており、日足の形状は改善していますが、週足の形状がまだ弱く、下値リスクがより高い状態に変わりありません。また、1.1200割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。買いは1.1270-80まで引きつけて。損切りは1.1220で撤退です。売りは1.1350-60で戻り売り。損切りは1.1420で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1550-60の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。上値抵抗は1.1350-60,1.1370-80,1.1410-20に、下値抵抗は1.1290-00に軽い抵抗が、1.1250-60にやや強い抵抗が出来ています。
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