2021年12月8日
【ドル/円】：戻り売り方針継続。
ドル/円は小幅続伸となりました。113.70-80の日足の上値抵抗にぶつかっており、また、単体でも上昇余力の強いものではありませんが、113.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。 中期トレンドは“ドル強気”の流れを維持していますが、短期トレンドは115.10超えで終えるか114.50超えで越週するまでは下値リスクにより警戒が必要です。 下値リスクがまだ高いので、ドル買いは113.00-10の押し目待ちとします。損切りは112.60で撤退です。売りは1日様子見か114.20-30まで引きつけて。損切りは114.70で撤退です。 日足の上値抵抗は113.70-80，114.20-30，114.60-70に、下値抵抗は113.00-10，112.50-60，112.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線引けとなりました。下値を攻めきれていませんが128円台の抵抗を上抜けきれずに押し戻されており、下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは様子見です。売りも1日様子見か128.10-20で戻り売り。損切りは128.70で撤退です。上値抵抗は128.20-30，128.70-80，129.20-30に、下値抵抗は127.50-60，127.00-10，126.40-50にあります。短期トレンドは129.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、130.20超えで越週するまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。トレンドは弱い状態ですが、下げ余力の強いものではなく、また下値抵抗も守っているので、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か1.1230-40で軽く買い向かい。損切りは1.1180で撤退です。売りは1日様子見か、1.1280-90の戻りを軽く売って1.1320で浅めに撤退です。上値抵抗は1.1280-90に軽い抵抗が、1.1350-60、1.1370-80，1.1410-20に強い抵抗があります。下値抵抗は1.1230-40，1.1200-10にあります。短期トレンドは1.14台を回復して引ければ一旦底打ちした可能性が高くなります。
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