2021年12月7日
【ドル/円】：戻り売り方針継続。
ドル/円は前日足から上寄りした位置に小陽線が出て続落を食い止めています。短期トレンドがまだ弱く、大幅続伸にも繋がり難いと見ますが、昨日の値動きの中で113.00近辺にやや強い下値抵抗が出来ており、今日の所は下値余地も限られる展開が予想されます。 114円台を回復して引けた場合は上値余地が若干拡がり易くなりますが、115円台を回復して引けるか、114.50超えで越週するまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、112.50-60の抵抗を割り込んで終えた場合は112.00前後までもう一段下値余地が拡がり易くなります。さらに112円台を維持できずに終えた場合は50銭から1円程度下値余地が拡がり易くなります。 短期トレンドがまだ弱いのでドル買いは1日様子見か113.00-10で軽く買って112.40で撤退です。ドル売りは113.50-60で戻り売り。上値余地を113.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは114.20で撤退です。 日足の上値抵抗は113.70-80，114.00-10，114.60-70に、下値抵抗は113.00-10，112.50-60，112.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は東京市場（9：00am）で前日足から上寄りのスタートとなり、実体の小さい陽線で終えています。127.50-60の下値抵抗には跳ね返されましたが、トレンドがまだ弱いので買いは様子見とします。売りは128.30-40で戻り売り。損切りは128.80で一旦撤退です。上値抵抗は128.30-40，128.70-80，129.20-30に、下値抵抗は127.50-60，127.00-10，126.40-50にあります。短期トレンドは129.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、130.20超えで越週するまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っており、反発に転ずる可能性を残しています。トレンドがまだ弱いので買いは引き付けて。値動きが収縮しつつあり、近々に一方向へ抜け出す可能性にも警戒が必要です。買いは様子見か1.1230-40まで引きつけて。損切りは1.1180で撤退です。売りは1.1350-60の戻り待ちとします。損切りは1.1420で撤退です。上値抵抗は1.1350-60、1.1370-80，1.1410-20に、下値抵抗は1.1270-80，1.1230-40，1.1200-10にあります。短期トレンドは1.14台を回復して引ければ一旦底打ちした可能性が高くなります。
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