2021年11月8日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ドル/円は小陰線で終え小幅続落となりました。113.50割れで終えており、下値余地が若干拡がる可能性がありますが、下げエネルギーの強いものではないので、今日の下値トライも限定的と見られます。 短期トレンドの変化は認められませんが、114.00超えに強い上値抵抗が出来ていることや、10/20に付けた114.70を直近高値として緩やかに上値を切り下げる流れに入っており、114.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。 また、113円割れで終えた場合は、113円~114円台前半での揉み合い商状から下抜けて、下値リスクがやや高くなります。112.50割れを見た場合は一段の下落リスクが生じます。この場合は111~112円台の足元を固め直す動きへ。 ドル買いは、若干下押す可能性が高いので1日様子見か、113.20台を軽く買って112.80で浅めに撤退です。売りは113.90-00で戻り売り。損切りは114.50で撤退です。 日足の上値抵抗は114.00-10,114.30-40に、下値抵抗は113.20-30,113.00-10,112.50-60にあります。
【ユーロ/円】:短期トレンドに変化。一段の下落リスクに注意。
ユーロ/円は小幅続落となりました。下げエネルギーの強いものではなく、下げ渋る可能性がありますが、前日の大陰線が上値を抑え込んでおり、132.60超えで終えない限り、下値リスクは軽減されません。買いは様子見か129.80-90まで引きつけて。損切りは129.40で撤退です。売りは131.70-80の戻り待ちとします。損切りは132.30で一旦撤退です。上値抵抗は131.30-40に軽い抵抗が、131.70-80,132.20-30,132.50-60に強い抵抗があります。下値抵抗は130.30-40,129.80-90にあります。129円割れの越週か、128.50を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。133.30超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態です。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる展開。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線で続落を食い止めています。短期トレンドは弱いままですが、下ヒゲがやや長く下値トライにも失敗しており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見です。売りは1.1580-90で戻り売り。損切りは1.1630で一旦撤退です。上値抵抗は1.1580-90,1.1610-20,1.1640-50に、下値抵抗は1.1520-30に軽い抵抗が、1.1480-90に強い抵抗があります。日足が1.17台を回復して終えれば下値リスクが後退、1.1750-60の抵抗をクリアすれば短期トレンドが変化します。
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