2021年11月1日
【ドル/円】：強気を維持。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ドル/円は、直近の日足が小陽線で終え、続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることや、9/22に付けた109.12を基点として下値を切り上げて来た流れからは外れた位置で推移しており、114.20～114.50ゾーンにある強い抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見ています。但し、114.70超えで終えれば下値リスクが後退して上値追いの流れに戻します。一方下値は113.50-60以下にやや強い下値抵抗がありますが、113.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して111～112円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 ドル買いは113.50-60で押し目買い。損切りは113.20で浅めに撤退するか、深い場合は112.90で撤退です。ドル売りは114.30-40で戻り売り。損切りは114.80で撤退です。 日足上値抵抗は114.20-30，114.40-50，114.60-70に、下値抵抗は113.50-60，113.30-40，113.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。131円割れで短期トレンドに変化。
ユーロ/円は高値圏から陰線が出て、前日の陽線の上げ幅を失っています。日足の上値抵抗にもぶつかっており、下値リスクが高いものですが、131.60-70以下にやや強い抵抗が控えており、131.00割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは１日様子見か131.00-10で押し目買い。損切りは130.70で撤退です。売りは132.40-50の戻り待ちとします。損切りは133.10で一旦撤退です。上値抵抗は131.90-00に軽い抵抗が132.40-50，132.90-00，133.20-30に強い抵抗があります。下値抵抗は131.60-70，131.30-40，131.00-10にあります。133.30超えで終えれば下値リスクが後退、逆に131円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、130.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなります。
【ユーロ/ドル】：一段の下落リスクに注意。
ユーロ/ドルは高値圏から実体のやや大きい陰線引けとなり、単体でも下値リスクの高いものです。1.1580～1.1600にあった下値抵抗もあっさり下抜けており、再び下値リスクが高い状態に戻しています。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは1.1610-20の戻り待ちとします。損切りは1.1660で撤退です。上値抵抗は1.1570-80に軽い抵抗が、1.1610-20にやや強い抵抗が出来ています。下値抵抗は1.1530-40，1.1480-90、1.1420-30にあります。短期トレンドは1.1750-60の抵抗をクリアしない限り変化しません。
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