読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:“ドル強気”を維持。114円台の上値抵抗にも注意。113.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで一段の下落へ。

f:id:okinawa-support:20190819103105p:plain

 

ドル/円:“ドル強気”を維持。114円台の上値抵抗にも注意。113.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで一段の下落へ。

直近の日足は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げているが、上昇余力に欠けるものであることから、114円台前半の上値抵抗をクリアしきれない可能性も高いと見られる。一方で113円台の下値抵抗も守っており、短期トレンドの変化が認められないことから、売りも慎重に。日足の上値抵抗は114.20-30,114.40~114.60,115.20-30に、下値抵抗は113.50-60,113.00-10,112.50-60にある。114.70超えで終えれば強気の流れに戻して上値トライの動きが強まり易くなるが、逆に113.00を守りきれずに終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、111~112円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも110円割れの越週か、109円割れで終えない限り、“ドル弱気”に変化しない。21日、120日、200日移動平均線は、113.16,110.55,109.42に位置しており、短・中期トレンドをサポート中だが、113円割れで終えた場合は短期的な下値リスクに要注意。 一方直近の週足は、値幅の小さい陽線で続落を食い止めているが、単体では上昇余力の強いものではなく、114.20超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要だが、短期トレンドは強い状態を維持している。今週の週足の上値抵抗が114.30-40にあるが、これを実体ベースで上抜けるか、日足が114.70超えで終えた場合は、上値追いの流れが継続しよう。さらに115.50超えで越週した場合は116~117円方向への一段のドル上昇に繋がり易くなる。逆に、週足の下値抵抗が、113.20-30にあるが、これを割り込んで越週するか、値動きの中で112.50割れを見た場合は、急角度で下値を切り上げて来た流れが一服して111~112円ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態を保っており、110円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は114.30-40,115.50-60に、下値抵抗は113.20-30,112.20-30,111.00-10にある。31週、62週移動平均線は110.30と107.76に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方月足を見ると、10月足は陽線引けとなり、この足が109.50~110.20ゾーンを中心とする数ヵ月間の揉み合いから上抜けた位置で越月しており、新たな上昇トレンドに入った可能性が生じている。114.50~115.00ゾーンには月足の横レジスタンスがあり、何度か失敗する可能性が高いが、115円台に乗せて越月した場合は上昇余地がさらに拡がり易くなる。逆に可能性がまだ低いと見るが110円台を維持出来ずに越月した場合は、一段の下落リスクに注意が必要となる。11月足の上値抵抗は114.50~115.00,117.00~117.50に、下値抵抗は111.50~112.00,110.00~110.50にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は108.06と109.44に位置しており、長期トレンドは“ドル強気”の流れに入っている。 今週の戦略は、ドル買いは113.40-50の押し目を軽く買い狙い。損切りは112.90で一旦撤退。売りは114.30-40で戻り売り。損切りは114.80で撤退としたい。 上値は、114.10-20に軽い抵抗が、114.20~114.40,114.60-70に強い抵抗があるが、114.70超えで終えた場合は上値追いの流れに戻して、115.00-10,115.30-40,115.50-60,115.80-90、116.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、113.60-70、113.30-40,113.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、値動きの中で112.50割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して急伸時に素通りした111円台の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなる。下値抵抗は112.10-20,111.80-90,111.50-60,111.10-20,111.00±10銭。調整下げに留まるなら全てを下抜けるほどの下げにも繋がり難い。

ドル/円【日足】期間:2021/02/25~2021/10/29(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

f:id:okinawa-support:20211101084544p:plain


ドル/円【週足】期間:2018/09/14~2021/10/29(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

f:id:okinawa-support:20211101084557p:plain

ユーロ/円:上値の重い展開続く。131円割れを見た場合は130.00前後の抵抗の強さを確認する動きへ。132.60超えの越週か133.30超えで終えた場合は下値リスクが後退。

直近の日足は、前日の陽線の値幅を全て切り崩す陰線が高値圏から出ている。単体では下値リスクの高いものであることから、週初から下値トライの動きが先行すると見られるが、週足が調整的な押しに留まった形を崩しておらず、131円割れを見ない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で、10/6に付けた128.33を直近安値として急角度で下値を切り上げて来た流れからは外れた位置で推移しており、上値余地も拡がり難い状態にあることから、売り買いともに引き付ける必要がありそうだ。日足の上値抵抗は132.00-10,132.50-60,133.20-30に、下値抵抗は131.50-60、131.00-10にある。133.30超えで終えるか132.60超えで越週した場合は下値リスクが後退、逆に131.00割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して130円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも129円割れで越週するか、128.50割れで終えない限り、“ユーロ弱気”に変化しない。21日移動平均線は131.26に、120日、200日線は130.85と130.24に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持しているが、131円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなるので注意したい。 一方週足を見ると、2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。2手ともに上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗した形となっており、上値の重さが感じられるが、3手前の大陽線が揉み合いを上抜けて、新たな上昇トレンドに入った可能性を示しており、この陽線の値幅(安値129.84)を下抜けて越週しない限り、“ユーロ強気”のトレンドが変化しない。一方上値は、132.50-60に週足の抵抗があるが、これをしっかり上抜けて越週した場合は2手の陰線で調整下げが完了して一段の上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は132.50-60,133.40-50,134.10-20に、下値抵抗は131.00-10,130.00±10銭にある。31週、62週移動平均線は130.88と128.37に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 一方、10月足を見ると5ヵ月振りに陽線引けとなり、この足が6月に付けた134.13を直近高値として上値を切り下げて来た流れから上抜けた位置で終えており、一段の上昇の可能性が生じている。対ドルでのトレンドがまだ弱いためユーロ急伸にも繋がっていないが、ユーロが対ドルで1.1750超えまで回復すれば上値余地がさらに拡がり易くなる。但し、上値トライに失敗して129円割れで越月した場合は、トレンドが大きく変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。11月足の上値抵抗は134.00~134.50,135.50~136.00,137.00~137.50に、下値抵抗は131.00~131.50,129.50~130.00,126.50~127.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は124.31と125.67に位置しており、長期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは131.00-10まで引き付けて。損切りは130.70で浅めに撤退。売りは132.40-50で戻り売り。損切りは133.10で一旦撤退としたい。 上値は、131.90-00に軽い抵抗が、132.40-50,133.00-10,133.20-30,133.50-60に強い抵抗があるが、全てクリアした場合は日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、131.60-70,131.30-40,131.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して130円台の足元を固め直す動きへ。130.00±10銭に強い抵抗があり、大幅続落にも繋がり難いと見るが、129円割れで越週するか、128.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/04/13~2021/10/29(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

f:id:okinawa-support:20211101084618p:plain

© 2021WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。